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南総里見八犬伝(3) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1990/07/16 |
JAN | 9784003022436 |
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南総里見八犬伝(3)
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南総里見八犬伝(3)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
悪者が絶対に幸せにな…
悪者が絶対に幸せになることのない世界。勧善懲悪しすぎて鼻につく部分もありますが、歴史ものではなく、ファンタジーだと思って読めばかなり楽しめます。全ての登場人物にきちんと結末を与えているのが、スゴイ。地図を片手に、世界観を楽しんでください。
文庫OFF
文章は和漢混交体なの…
文章は和漢混交体なので少々読みづらいです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前巻までに登場した犬士は6人。 そのうち犬山道節とは一瞬の出会いで終わり、犬江新兵衛は神隠しにあってしまう。 今巻では犬塚信乃の伯母夫婦の家に戻った額蔵(犬川荘助)を迎えに行った信乃、犬飼現八、犬田小文吾が、伯母夫婦惨殺の下手人として囚われていた額蔵を助け出す話。 額蔵を助けたことによって追われることになった犬士達を、船で逃がしてくれたやす平に頼まれた手紙を届けに荒芽山へ向かい、犬山道節と対面。 彼の敵討ちに巻きこまれ、山火事に巻きこまれ、仲間が別れ別れになる話。 そのうちの小文吾が、武蔵の国で足止めを食い、犬坂毛野と知り合う話。 また、京で三年修行した挙句に下野の国で、現八が幽霊に化け猫退治を頼まれ、犬村角太郎と知り合う話。 今までは仲間が増えていく話だったが、これからは離れ離れになった犬士達それぞれの冒険譚となっていく。 それはいいのだが、どうにも時間の流れがゆったりしてますな。 殺人の下手人として囚われていて、毎日死ぬほどの拷問を受けている額蔵を助けるのに、全然一刻を争わない。 いよいよ処刑という時にようやく助けに参上するのだが、もう少し人目のない時に助けることはできなかったのか。一週間も準備期間があったのにさ。 小文吾は事件に巻きまれて、一年間軟禁されていた間に何度も毒を盛られているのに気づかないといううっかり屋さん。 あとになって、そういえばお腹が痛かったり気持ち悪かったりしたなあと思うばかり。(珠のご利益ではあるのだけれど) 仲間と離ればなれになったというのに、暢気に一年も軟禁されているのもいかがなものか。 夜中に抜け出せないものか。 と思ったら、現八に至っては京に三年もいたという。 そろそろ国に戻ろうか…って、のんびり過ぎる。 人生50年じゃないのかい? 心の中で突っ込んで、くすくす笑いながら読んでいるけれど、戦うシーンではやはり手に汗を握るし、このメリハリがたまらない。 この調子では八人が勢ぞろいするのはいつのことやら。 とりあえず次は化け猫退治からだ。
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