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新版 アガサ・クリスティー読本
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新版 アガサ・クリスティー読本

H.R.F.キーティング(著者)

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新版 アガサ・クリスティー読本

定価 ¥1,922

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1990/09/30
JAN 9784152034502

新版 アガサ・クリスティー読本

¥220

商品レビュー

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2020/03/01

H・R・Fキーティングほか12人の外国人によるクリスティ論と8人の日本人によるクリスティ論、アガサ・クリスティファンクラブによる「アガサ・クリスティー主要登場人物事典」「クリスティー小百科事典」がある。巻末に「クリスティ略年譜」「著作リスト」、数藤康雄氏による「クリスティ参考文献...

H・R・Fキーティングほか12人の外国人によるクリスティ論と8人の日本人によるクリスティ論、アガサ・クリスティファンクラブによる「アガサ・クリスティー主要登場人物事典」「クリスティー小百科事典」がある。巻末に「クリスティ略年譜」「著作リスト」、数藤康雄氏による「クリスティ参考文献」。執筆者の短い紹介文。 最初のエドマンド・クリスピンへのキーティングのインタビューがおもしろい。クリスピンはクリスティの成功は、巧妙なプロット構成によって作り出された緊張があり、それが「簡潔平妙」な文体で書かれていることだといい、さらにどぎつい死体描写などが無いことだといい、それゆえ読者は読んでいる1,2時間の間、現実から離れて、殺人は起こるが理想郷である世界に浸れるからと言っている。なるほど的を得ている。 江戸川乱歩の「クリスティに脱帽」(『宝石」昭和26年1月号)がおさめられている。探偵小説家は初期の作品ほど優れ晩年は気が抜けてくるのが普通で、ドイル然り、ルブラン然り、クイーン然り・・だがこの老婦人は晩年ほど力の入った作品を書いている。と言っている。書かれたのが昭和26年・1951年だと61歳、「老婦人」などと表現してるところが時代だなあ。しかしこのあとクリスティは25年も生きるのですからね。 1977原著 199039.30日本版 図書館

Posted by ブクログ

2010/05/10

ミステリの女王アガサ・クリスティ生誕百年記念「犯人以外はすべてわかる本!」。江戸川乱歩、クリスチアナ・ブランドなど著名人によるクリスティ読書録、クリスティ論、ポアロやマープル論、演劇、音楽、映画に関する記事、など、彼女の小説以上にクリスティに興味のある人なら楽しめる読み応えのある...

ミステリの女王アガサ・クリスティ生誕百年記念「犯人以外はすべてわかる本!」。江戸川乱歩、クリスチアナ・ブランドなど著名人によるクリスティ読書録、クリスティ論、ポアロやマープル論、演劇、音楽、映画に関する記事、など、彼女の小説以上にクリスティに興味のある人なら楽しめる読み応えのある内容。個人的には最後の方に載っている「クリスティー小百科事典」(アガサ・クリスティー・ファンクラブ編)がお気に入り。当時の暮らしぶりがわかるようなキーワードを小説の中から抽出&解説してくれていて興味深い。

Posted by ブクログ