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職業としての編集者 岩波新書65
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職業としての編集者 岩波新書65

吉野源三郎(著者)

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職業としての編集者 岩波新書65

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1995/01/19
JAN 9784004300656

職業としての編集者

¥110

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

元岩波書店取締役。勇…

元岩波書店取締役。勇気と信念に満ちた岩波茂雄氏のもとで、哲学の教養を備えた編集者は、反戦と民主主義のために優れた書物を世に送りだしていった。「編集者」「ジャーナリスト」「岩波新書」「雑誌世界」「原田文書」「津田左右吉」「日の丸」「戦後民主主義」などについて。

文庫OFF

2019/02/05

吉野源三郎のことは、「君たちはどう生きるか」の著者としてしか知らなかったんだけど、本職は岩波新書や「世界」を立ち上げた編集者なのか。しかも30半ばまでは歴史哲学者だったとは。 本著は、彼が編集者として書いた短文を集めたもの。「世界」の立ち上げ時の話を読むに、根底には学者の矜持が...

吉野源三郎のことは、「君たちはどう生きるか」の著者としてしか知らなかったんだけど、本職は岩波新書や「世界」を立ち上げた編集者なのか。しかも30半ばまでは歴史哲学者だったとは。 本著は、彼が編集者として書いた短文を集めたもの。「世界」の立ち上げ時の話を読むに、根底には学者の矜持があり理念的でもありながら、でも現実に強く関わろうする点でアクティビスト的でもある。彼が、名編集者の条件として引用した「ロンドン・タイムズ」の編集長ウィッカム・スティードの言葉「広い知識とわかりが速いこと、青臭い判断をしないこと」が、言い得て妙だ。津田左右吉の天皇制維持論を「世界」に掲載するときのエピソードが、まさにこの言葉の通りなんだよな。 ぼくがこの本を読んだきっかけは、「はじめての新書 岩波新書80周年企画」で大澤聡が選んでいたから。他に彼がチョイスしていたのは清水幾太郎「論文の書き方」と三木清「哲学入門」で、なるほど、人脈的にこの3人がつながっているのがよくわかった。 あと文末の解説、とても力が入った内容なんだけど、誰が書いたのか気になる。

Posted by ブクログ

2018/11/24

本を読む人・作る人、本に関心ある人全てが読むべき本だと思う。別著で有名な著者だが、歴史哲学志向的である事もあり最近読んだ本の中では最も面白かった。中でもⅡの原田文書と津田左右吉の件は史料的価値もあり、必読に値すると思う。

Posted by ブクログ

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