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ゴッホの手紙 角川文庫
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ゴッホの手紙 角川文庫

小林秀雄【著】

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ゴッホの手紙 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1989/06/05
JAN 9784041141069

ゴッホの手紙

¥385

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2013/06/23

評論ですが、弟テオ宛の膨大な手紙からの引用が本文の大半を占めます。 ゴッホが何を思い絵を描いたのか。 狂気の合間に送られた手紙に書かれた、冷静な自己分析に驚かされる一方で、晩年のゴッホの絵から伝わってくるそっくりそのままの、恐ろしい不安と危機迫る情熱を読みとることができます。...

評論ですが、弟テオ宛の膨大な手紙からの引用が本文の大半を占めます。 ゴッホが何を思い絵を描いたのか。 狂気の合間に送られた手紙に書かれた、冷静な自己分析に驚かされる一方で、晩年のゴッホの絵から伝わってくるそっくりそのままの、恐ろしい不安と危機迫る情熱を読みとることができます。 彼は手紙の中で「成功や自信の有無は慰安にすぎない」と語ります。 私は趣味で絵を描くのですが、下手だ、ということを言い訳にしがちです。 でも上手いとか下手だとかいうのは、良い絵、とは全く異なる方向性の話でしょう。 ゴッホは技巧的に優れた画家ではありませんし、生前に一枚の絵も売れなかったというのは有名な話です。 世間に認められずとも、自分の画力の不足と向き合いながら描き続ける。 その覚悟と真摯な姿勢に心打たれ、また絵を描きたくなります。

Posted by ブクログ