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桜もさよならも日本語 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1989/07/25 |
JAN | 9784101169057 |
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桜もさよならも日本語
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
特に漢語と大和言葉の使い分けについての章が印象的だった。日本語について日頃もやもやしていたことの一部が明文化されてすっきりした。
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丸谷才一が日本語のことを書くわけですから、そりゃぁ、内容は確かだ。 真ん中の部分(国語改革批判をしているところ)が、ちょっと長くて内容が固い・・・のだが、なに、面倒だったらひとまず飛ばして最初のところと最後のところを読んでしまえばいい。本当は国語改革のところも読んだほうがいいけ...
丸谷才一が日本語のことを書くわけですから、そりゃぁ、内容は確かだ。 真ん中の部分(国語改革批判をしているところ)が、ちょっと長くて内容が固い・・・のだが、なに、面倒だったらひとまず飛ばして最初のところと最後のところを読んでしまえばいい。本当は国語改革のところも読んだほうがいいけど。 国語改革のことについては、大学生になるまでぜんぜん知らなかった。丸谷才一の本(これもその一冊)で初めて知った。ローマ字論なんてものがあったとは本当に知らなかった。そんなことにならなくてよかったと本当に思う。 国語改革がどんなにばかげたものだったかを知ってからは、日本語についておおらかに考えられるようになった気がする。
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現代仮名遣いに関する批判、大学入試の国語試験問題に対する批判など、所謂「批判」が多い。しかしながら頭ごなしに批判せず理論を持って良いところは良い、悪いところは悪いと書いているところに好感が持てる。丸谷才一氏のように歴史的仮名遣いで文章を書こうとまでは思わないが、日本語、国語に対し...
現代仮名遣いに関する批判、大学入試の国語試験問題に対する批判など、所謂「批判」が多い。しかしながら頭ごなしに批判せず理論を持って良いところは良い、悪いところは悪いと書いているところに好感が持てる。丸谷才一氏のように歴史的仮名遣いで文章を書こうとまでは思わないが、日本語、国語に対しての誠実な考え方は素晴らしい。文学者や語学者でなくとも日本語を少し真面目に捉えた方が良いと感じる。
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