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蚤と爆弾 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1989/08/10 |
JAN | 9784167169169 |
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蚤と爆弾
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蚤と爆弾
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商品レビュー
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医者や科学者が持つ探究心が突き詰められ過ぎると時として狂った方向へ向かってしまう。それが戦争という人と人が殺し合う状況下の中、人が人と思わなくなり、人が人で無くなる本当に狂気に狂った行為が行われる事もしばしばある。俗に言う"731石井部隊"が極秘で行った細菌戦...
医者や科学者が持つ探究心が突き詰められ過ぎると時として狂った方向へ向かってしまう。それが戦争という人と人が殺し合う状況下の中、人が人と思わなくなり、人が人で無くなる本当に狂気に狂った行為が行われる事もしばしばある。俗に言う"731石井部隊"が極秘で行った細菌戦用兵器開発と人体実験が生々しく描写された史実小説は予想通りの重苦しさで頭が痛くなった。実験材料となる囚人達を丸太や満州猿等と蔑んだ呼称で呼び毎日非道な実験を行う心境は計り知れないし知りたくもない。理性をこれ程まで無くしたら最早人間として終わりでは無かろうか。
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戦争の暗部というより、近代日本の暗部そのもの。そして、暗部は勝者にもたらされ、共有され占有される。戦いに正義などなく、勝者にも正義はない。危険で極悪な俗悪も審判もなく、裏取引だけで葬られる。この小説はなぜ復刻されないのだろう。
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