マリア・カラス オペラの歌い方 ジュリアード音楽院マスタークラス講義

ジョンアードイン【著】, 西原匡紀【訳】

• 販売会社／発売会社: 音楽之友社
• 発売年月日: 1989/12/05
• JAN: 9784276217638

商品レビュー

2012/08/01

マリア・カラスの講義を書物にして残したもの。マリア・カラスがオペラを残すには、自分が自分のあとを行く人に教えないといけないと言ってる。研究熱心で常にフルヴォイスで歌い、稽古場に一番に来て最後に帰るらしい。すごい努力家！！

時代が変わる中、オペラでの表現を考えないといけない。今求められるのはナチュラルで人の心を打つオペラなのだとマリア・カラスは言ってる。

2010/12/26

この本はもちろんプロアマとわず声楽を志すひとは必ず聴くべき（読むべき）ものであるが、同時に優れた芸術作品である。とくにリゴレットのアリアなど、こころから泣ける。マリア・カラスのあまりの偉大さに圧倒され、これが講義であることを忘れる。