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単純な生活 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/02/10 |
JAN | 9784061960367 |
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単純な生活
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単純な生活
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
ほとんど家にいる事の…
ほとんど家にいる事の多い作家の日常が、さまざまな出来事と組み合わさってシンプルに描かれています。作者が目指した「単純な生活」にわたしもあこがれてしまいます。
文庫OFF
うまい表現を知らないから、こういう文章になるのだけど、私はこの著者と根本のところに共通点があるように思っている。 世代はまるで違うんだけども。 何が、というのもまたうまく書き表せない。あの夏の日のことや、父親のこと、人生の捉え方…。頷きながら読み進める。 そう、「だよねー!」と...
うまい表現を知らないから、こういう文章になるのだけど、私はこの著者と根本のところに共通点があるように思っている。 世代はまるで違うんだけども。 何が、というのもまたうまく書き表せない。あの夏の日のことや、父親のこと、人生の捉え方…。頷きながら読み進める。 そう、「だよねー!」と思いながら読んでいるんだけど、落ち着いて考えると、これらが書かれた時代は遥か昔なのだ。この時こうなら、今どうなっちゃうの、と思いつつ、私がうなずけるのなら、きっと根っこの不快感は「変わってない」のだろうとも思う。 劣化はひどくなっているのかもしれないけども。 あの夏を境に。
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めちゃくちゃおもしろかった。こんなにおもしろいユーモア小説を読んだのははじめてで、久しぶりに本を読みながら声を上げて笑ってしまった。「文学」なんて構える必要はまったくなくて、おもしろいなあと思いながら読んでいたらいつのまにか終わってしまう感じ。ほんま好き勝手やってんなぁ。 ...
めちゃくちゃおもしろかった。こんなにおもしろいユーモア小説を読んだのははじめてで、久しぶりに本を読みながら声を上げて笑ってしまった。「文学」なんて構える必要はまったくなくて、おもしろいなあと思いながら読んでいたらいつのまにか終わってしまう感じ。ほんま好き勝手やってんなぁ。 とまではさすがに思わなくて、作者も書いているように、書かなくてもいい部分、書いてはいけない部分はちゃんと書かずに終えている。ここら辺はさすがに心得ていて、読んでいて不愉快にならない「日常」、つまりは「単純な生活」を見事に表現している。 実際を描写することなくして、そのなかから生まれてくるフィクション的な「抜粋」をなすことはできない。この場合、作者のやろうとした「抜粋」というのは「生活」を通して見えてくる人々の営みであって、固有名詞を出していることは、決して普遍性を阻害しない。 単純な生活とはなにか。考えてみるとちょっと皮肉やなぁという気がする。
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