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雨森芳洲 元禄享保の国際人 中公新書945
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雨森芳洲 元禄享保の国際人 中公新書945

上垣外憲一【著】

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雨森芳洲 元禄享保の国際人 中公新書945

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1989/10/25
JAN 9784121009456

雨森芳洲

¥220

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2024/09/03

京都で若いころは医者を目指したが、父親が亡くなり自分の好きな儒学の道に邁進した。江戸に行き、木下順庵の門下生となり儒学を研鑽した。推挙されて対馬藩に出仕した。そこで中国語を学び、その後朝鮮語も学んだ。対馬藩の外交官として朝鮮通信使の接待を行う。ハングルも学び、朝鮮語の教科書も書い...

京都で若いころは医者を目指したが、父親が亡くなり自分の好きな儒学の道に邁進した。江戸に行き、木下順庵の門下生となり儒学を研鑽した。推挙されて対馬藩に出仕した。そこで中国語を学び、その後朝鮮語も学んだ。対馬藩の外交官として朝鮮通信使の接待を行う。ハングルも学び、朝鮮語の教科書も書いた。元禄享保の頃に広く異国を眺めた人がいたのだなあ。

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2024/05/05

人を評価する時、大勢の評価に合わせてしまい、自分より劣るタイプと整理してしまった方が断然気が楽で、空虚な連帯感を維持できる。 江戸〜近代は日本が朝鮮を見下げていた時代。そして、家柄や世襲を安易に世の潤滑油としていた時、人間性や個性を尊重して、正しく人間を理解すること、世相に流され...

人を評価する時、大勢の評価に合わせてしまい、自分より劣るタイプと整理してしまった方が断然気が楽で、空虚な連帯感を維持できる。 江戸〜近代は日本が朝鮮を見下げていた時代。そして、家柄や世襲を安易に世の潤滑油としていた時、人間性や個性を尊重して、正しく人間を理解すること、世相に流されないことを主張した人物の生き方を学ぶのは貴重であった。 郷土出身の偉人として誇りに思う。 ささなみや 志賀の浦半の水きよみ 影もうつろふ 一本の松 やつれても 一本松の常盤にて 今もかはらぬ 志賀のふる里 まさに、一本松が読後の瞼に残る一冊であった。

Posted by ブクログ

2021/01/31

1628年の朝鮮通信使の接待に幕府は100万両使用した。幕府の年収は約70万両であるから、いかに莫大な出費であったかわかる。 江戸に参列するまでの諸費用は各藩にも負担させたため、実質の費用はそれ以上となった。 誰でも聞いたことはある朝鮮通信使。 実は鎖国時代の最大の外交行事で...

1628年の朝鮮通信使の接待に幕府は100万両使用した。幕府の年収は約70万両であるから、いかに莫大な出費であったかわかる。 江戸に参列するまでの諸費用は各藩にも負担させたため、実質の費用はそれ以上となった。 誰でも聞いたことはある朝鮮通信使。 実は鎖国時代の最大の外交行事であり、国の威信をかけて歓迎する一大行事でした。

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