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都市妖怪物語 現代の不思議と恐怖 三一新書1008
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 三一書房 |
発売年月日 | 1989/08/15 |
JAN | 9784380890048 |
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都市妖怪物語
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1989年に三一書房から三一書房新書として刊行された、フリージャーナリスト・室生忠氏による怪談集。 「あとがき」によると、「あるとき、週刊誌類に夥しい数の怪異譚がとりあげられ、そのまま打ち捨てられていることに気付いた。」「散逸している怪異譚を集めて、都市空間のなかで再編成してみ...
1989年に三一書房から三一書房新書として刊行された、フリージャーナリスト・室生忠氏による怪談集。 「あとがき」によると、「あるとき、週刊誌類に夥しい数の怪異譚がとりあげられ、そのまま打ち捨てられていることに気付いた。」「散逸している怪異譚を集めて、都市空間のなかで再編成してみることを思いついた。」とのこと。 実際に全四章で、それぞれ「街区空間」「都市生活空間」「医療空間」「歴史的生活空間」として、更にその章の中で、例えば「都市生活空間」では「店舗 営業店」「劇場 映画館」「役所 公共施設」「公園 グラウンド」という風に、各怪談を怪異が起きた場所で分類し、章毎にジャーナリストらしい論評を約10ページ加えている、という内容。 巻末には、「資料・参考文献」として、約2ページにわたり、細かい文字で、「週刊読売50・7/26」「週刊文春59・2/2」などと書かれていて、それを見ると、ご苦労さまです、と、心から思えます。 中には数行でまとめられた記事も多々ありますが、(主にその土地に古くから伝わる伝説)、昭和40~50年代に週刊誌で大きく取り上げられた怪異はそれだけのページを割いていて、見取り図や表も付け加えて解説しています。 口裂け女の出没地域一覧の表、各世帯の出来事の日付が書かれた神谷町二丁目30番地と32番地の町内の地図は、非常に興味深く読みました。 これで、昭和40~50年代に週刊誌で話題になった怪異譚が全てわかる、かと思ったら、出版社をグリーンアロー出版に移した続刊が2冊ありました。
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