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円の社会史 貨幣が語る近代 中公新書937
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円の社会史 貨幣が語る近代 中公新書937

三上隆三【著】

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円の社会史 貨幣が語る近代 中公新書937

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1989/08/25
JAN 9784121009371

円の社会史

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2017/01/23
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1989年刊行。著者は和歌山大学経済学部教授。明治政府が確立したとされる円という通貨単位、さらには金本位制。しかし、円の採用決定がいつ、誰がなしたのかということは不明・不詳のままらしい。本書は、円の採用前史、すなわち幕末から説き起こし、円に関するトリビアも交えつつ、貨幣から浮かび上がる近代経済史(主として日本の)を描き出す。殊に、①松方デフレ政策と②昭和恐慌期における金解禁断行からその頓挫への過程、③終戦直後のインフレに関して貨幣論から光を当てており、なかなか読ませる一書である。

Posted by ブクログ

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