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真夜中の子供たち(下) ハヤカワ・ノヴェルズ
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真夜中の子供たち(下) ハヤカワ・ノヴェルズ

サルマンラシュディ【著】, 寺門泰彦【訳】

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真夜中の子供たち(下) ハヤカワ・ノヴェルズ

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1989/01/31
JAN 9784152076519

真夜中の子供たち(下)

¥220

商品レビュー

5

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2022/11/30

「百年の孤独」が好きだったので、マジック・リアリズムを読んでみようと思って手に取った作品。混沌としたインドの歴史はマジック・リアリズムと相性がいいなと思う。悲劇と喜劇が表裏一体になったようなテンションの高い物語、鮮やかな色彩のイメージや大げさな身体描写など、「百年の孤独」からも感...

「百年の孤独」が好きだったので、マジック・リアリズムを読んでみようと思って手に取った作品。混沌としたインドの歴史はマジック・リアリズムと相性がいいなと思う。悲劇と喜劇が表裏一体になったようなテンションの高い物語、鮮やかな色彩のイメージや大げさな身体描写など、「百年の孤独」からも感じたマジック・リアリズムの楽しさを再確認できた。

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2021/08/17

長かった…実に4ヶ月ほどかかってしまった。 読み終わったときに、これはなんだろう?と一応考えたんですが、もちろん一言で表せる内容ではないので。 だけど、こういうことってあるよな、と思った。 人々の記憶にいっ時はセンセーショナルに映った人や事件が、いつしか忘れられて、でもその人や事...

長かった…実に4ヶ月ほどかかってしまった。 読み終わったときに、これはなんだろう?と一応考えたんですが、もちろん一言で表せる内容ではないので。 だけど、こういうことってあるよな、と思った。 人々の記憶にいっ時はセンセーショナルに映った人や事件が、いつしか忘れられて、でもその人や事件自体は忘れられた後も、存在している、みたいな 人々のそういった勝手さ 家族や環境 国や宗教 色んなものに振り回されながら 生きてるよな な

Posted by ブクログ

2020/06/27

(上)の感想の最後に読むのが大変と書いたが、エネルギー溢れる文字の氾濫に、頭がふらふらの状態になって、いやいや老体にはどおっと疲れが出てやっと読み終わりました。 第1巻、第2巻、第3巻の構成になっていて、第1巻は語り手主人公サリームの家系図から始まります。母方の祖父の青春、そ...

(上)の感想の最後に読むのが大変と書いたが、エネルギー溢れる文字の氾濫に、頭がふらふらの状態になって、いやいや老体にはどおっと疲れが出てやっと読み終わりました。 第1巻、第2巻、第3巻の構成になっていて、第1巻は語り手主人公サリームの家系図から始まります。母方の祖父の青春、その妻祖母との結婚のいきさつ、サリームの母の青春、結婚、そしてサリームが1947年の歴史的なインド独立の真夜中に生まれます。その家族の記録がぶっ飛んでいて面白いのですが、しかしこの第1巻の終わりでこの物語の仕掛けがわかってしまうのです。 さあ、第2巻、第3巻はどーする、です。でも心配はいりません。アラビアンナイトも真っ青、奇想天外の冒険&インドの歴史的事実をからめた考察・批判なり、インド観光地案内です。 というと漫画チックですが、近代世界文学にはない、超現代世界文学の真骨頂なのでしょう。マジックリアリズム!これからますます世界の文学にこのエネルギーはあふれるのでしょう。

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