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永井荷風 講談社文芸文庫
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永井荷風 講談社文芸文庫

磯田光一【著】

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永井荷風 講談社文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1989/01/10
JAN 9784061960343

永井荷風

¥605

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2019/12/01

磯田光一 評伝形式の 永井荷風 論、 日記(断腸亭日乗)より、小説から永井荷風論を展開。著者は 西欧の個人主義、父への反発、イデスとの愛、隅田川の神話性に目付けして 各小説の執筆時の永井荷風の心情を説明している。 人間としての永井荷風には共感できない。もっと快楽主義者だと思...

磯田光一 評伝形式の 永井荷風 論、 日記(断腸亭日乗)より、小説から永井荷風論を展開。著者は 西欧の個人主義、父への反発、イデスとの愛、隅田川の神話性に目付けして 各小説の執筆時の永井荷風の心情を説明している。 人間としての永井荷風には共感できない。もっと快楽主義者だと思っていたが 徹底した個人主義だった *徹底した個人主義〜友情の本質は 異郷で病んで餓死する場合でも 互いに助け合わないこと *荷風の半生の結論「人間は互いに不可解の孤立にすぎない」 *有用の観念によって国家に奉仕した父に反発し、あえて国家に対して無用であることを意欲 *荷風の子孫否定論〜彼の生の本質を貫く中心概念 読んで見たいのは「腕くらべ」「下谷叢話」

Posted by ブクログ

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