- 中古
- 書籍
- 書籍
丹沢・山暮らし 自然誌選書
定価 ¥1,389
220円 定価より1,169円(84%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | どうぶつ社 |
発売年月日 | 1989/06/10 |
JAN | 9784886224132 |
- 書籍
- 書籍
丹沢・山暮らし
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
丹沢・山暮らし
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
中津川の上流にある民営国民宿舎「丹沢ホーム」の創始者による自伝。…といって想像されるものとは全然違う。 戦災孤児や行き場のない引揚者、そのほか寄る辺なき人々の面倒を見て集団生活を行っていたのが「丹沢ホーム」の源流である。 はじめは土浦あたりで開墾をしていたが、地元の顔役に騙されて...
中津川の上流にある民営国民宿舎「丹沢ホーム」の創始者による自伝。…といって想像されるものとは全然違う。 戦災孤児や行き場のない引揚者、そのほか寄る辺なき人々の面倒を見て集団生活を行っていたのが「丹沢ホーム」の源流である。 はじめは土浦あたりで開墾をしていたが、地元の顔役に騙されて逃げ出して丹沢山中に居場所を見つけたという。 そういった経緯をはじめ、ホームにいた人々の苦難に満ちた人生を書き記している。いや、その前段階に戦時中に暮らしていた岩手の人々のこともか。その時代の困った境遇に置かれた人々のことがたくさん出てくる。 後半は丹沢から始まって自然保護活動に関わることを書いているが、そちらは比べるとパンチが足りない印象。 いろいろな与党議員が非協力的だったり邪魔されたりしたことを書いていて、そこはちょっと興味深い。名指しされたのは岩本信行とか。環境大臣だった石原慎太郎については暗に非難している(ように読めた)。 なお、私が読んだのは1980年刊行版だが、それはAmazonに書誌がないため(版元がもうないし)、1989年の新版にこのコメントを書いている。 1980年版は前文として城山三郎が書いた「著者の人生ダイジェスト版」が載っていて、読みやすいし要領よくまとまっている。しかし、著者自身が書いた部分のほうが無骨だけどエモーショナルでよいと思う。
Posted by