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さぁ、クルマで出かけよう ヒトの生命・身体を発見する旅へ カッパ・サイエンス
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さぁ、クルマで出かけよう ヒトの生命・身体を発見する旅へ カッパ・サイエンス

栗本慎一郎【著】

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さぁ、クルマで出かけよう ヒトの生命・身体を発見する旅へ カッパ・サイエンス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 1989/06/30
JAN 9784334060435

さぁ、クルマで出かけよう

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

パンツをはくよりも、…

パンツをはくよりも、人間は車に乗るべきだ。「パンツをはいたサル」を読んだ人は読むべき。

文庫OFF

2014/02/13

雑誌『NAVI』(二玄社)に連載された著者の記事をまとめた本です。 『NAVI』と言えば、浅田彰と田中康夫の対談が連載されていたこともあり、ややスノッブな雑誌という印象がありました。ただし、浅田、田中両氏の対談はクルマとは直接関係のないものでしたが、本書の記事はじっさいにクルマ...

雑誌『NAVI』(二玄社)に連載された著者の記事をまとめた本です。 『NAVI』と言えば、浅田彰と田中康夫の対談が連載されていたこともあり、ややスノッブな雑誌という印象がありました。ただし、浅田、田中両氏の対談はクルマとは直接関係のないものでしたが、本書の記事はじっさいにクルマを運転した感想が語られています。 著者は『意味と生命』(青土社)で、マイケル・ポランニーの暗黙知理論に基づく生命論、身体論を、また『都市は、発狂する』(光文社カッパ・サイエンス)では都市論を展開していますが、本書はその応用編です。クルマは身体の延長となって、スピードを体感しそのリズムと一体化することの快感をもたらしてくれます。さらに、都会を走るクルマの流れにまで一体感が拡張されるとき、過剰なエネルギーを抱え込んだ人間にとっての「自然」である都市そのものが私たちの「器官」になっているという認識へと至ることになります。 ただし、けっして哲学的なクルマ論に終始しているわけではなく、おでこの魅力的な助手席の女性とのちょっとしたエピソードなどが軽快な文章で綴られていて、さらっと読むことができる本です。

Posted by ブクログ

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