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西洋経済史 有斐閣Sシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
発売年月日 | 1989/04/10 |
JAN | 9784641059269 |
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イギリス中心の19世紀から覇権移行によるアメリカ中心の20世紀の資本主義への転回を説明するという「観点の鋭角化」が特徴。よって一般的な経済史の本に比べてアメリカに関する叙述が多いので、西洋経済史というようりは欧米経済史と言ったほうがよいのかもしれない。 こうやって覇権と経済の歴史...
イギリス中心の19世紀から覇権移行によるアメリカ中心の20世紀の資本主義への転回を説明するという「観点の鋭角化」が特徴。よって一般的な経済史の本に比べてアメリカに関する叙述が多いので、西洋経済史というようりは欧米経済史と言ったほうがよいのかもしれない。 こうやって覇権と経済の歴史を概観していると、もう何年かすると中国への覇権移行による21世紀の「資本主義?」への転回がテーマとなり、経済史の教科書も追記が必要になってくるのだろうかと考えさせられる。
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自分には難しくて読み終わるまで半年ぐらいかかった。 イギリスとアメリカの銀行業・経済の歴史について書かれている。 知識としては入ったが、理解はできなかった。
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大学の講義を受けて以来の再読、何だか遠くになりにけりとちょっとした感慨に耽ってしまいました。 さておきやはり最前半部が面白かったかな、経済理論と社会の連関性が描かれているところが。現実社会が単層だったからか、経済学者の質の高さからか、多分両方プラスアルファなんでしょうけれども、経...
大学の講義を受けて以来の再読、何だか遠くになりにけりとちょっとした感慨に耽ってしまいました。 さておきやはり最前半部が面白かったかな、経済理論と社会の連関性が描かれているところが。現実社会が単層だったからか、経済学者の質の高さからか、多分両方プラスアルファなんでしょうけれども、経済理論が生気を保っていた時代ゆえと言えるかもしれません。 あと1980年代のアメリカまでの記述なので、当然ながらパクス・アメリカーナの終焉を見据えたところで話が切れます。実際はこの後中国などアジアが台頭し、1強ではないもののアメリカの強大さは変わらず続いているようにも見えるところから、多少その時点のあり様に囚われてしまった思考という気がします。まぁ今から見た後出しジャンケン的指摘で何ですけれども。
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