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ローマはなぜ滅んだか 講談社現代新書968
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/10/21 |
JAN | 9784061489684 |
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ローマはなぜ滅んだか
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商品レビュー
3.3
22件のお客様レビュー
紀元前から紀元後にかけて栄えたローマ帝国について知れる本。 今から約2,000年前の話だが、そこに生きた人間も現代の人間と変わらず人として同類であったのだなと思えた。社会の仕組みや価値観は今と比べて原始的なのかもしれないが、素人には複雑すぎる現代社会を鑑みると、こういった古代を...
紀元前から紀元後にかけて栄えたローマ帝国について知れる本。 今から約2,000年前の話だが、そこに生きた人間も現代の人間と変わらず人として同類であったのだなと思えた。社会の仕組みや価値観は今と比べて原始的なのかもしれないが、素人には複雑すぎる現代社会を鑑みると、こういった古代を例にして社会がいかに発展しまた衰退するのかを学ぶのもいいなと思った。
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講談社現代新書 弓削達 「 ローマはなぜ滅んだか」 世界を「中心」と「周辺」に分け、ローマ帝国の衰亡を 地中海世界の「中心」からの離脱と捉え、ローマ帝国が 新たな「中心」である蛮族を敵視したため、ローマは新しい「中心」の中に再生されず「滅んだ」とする論調。 覇権移行の歴史...
講談社現代新書 弓削達 「 ローマはなぜ滅んだか」 世界を「中心」と「周辺」に分け、ローマ帝国の衰亡を 地中海世界の「中心」からの離脱と捉え、ローマ帝国が 新たな「中心」である蛮族を敵視したため、ローマは新しい「中心」の中に再生されず「滅んだ」とする論調。 覇権移行の歴史の中で 敗北した前覇権者が、新しい覇権者に協力した例はないように思うが、とても面白い論考だった 平成元年に書かれた「あとがき」において、高度経済成長を経て「中心」に位置しつつある日本は 「周辺」たる 第三国に手を差しのべることができるか という視座を提示している。 ローマの拡大と同化政策が、地中海世界を形成し、征服地の原住民に対する文明開花は ローマへの奴隷化とする論考は、現代の資本主義世界にも見られる鋭い指摘だと思う
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まぁ初版1980年代やもんなぁ…序文がやたらに大風呂敷広げてたり、タイトルの割に7割方「ローマってこういうもの」の説明やったり、その内の一章がかなりエロ本でそこが一番おもしろかったり。
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