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蒼茫の海 海軍提督 加藤友三郎の生涯 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1989/07/01 |
JAN | 9784087494778 |
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蒼茫の海
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日露戦争では東郷元…
日露戦争では東郷元帥の参謀として三笠にあり、後年のワシントン軍縮会議では全権を勤め、海軍内部の強硬派を抑えて妥結し、「ネイバルホリデイ」をもたらした元帥加藤友三郎の評伝である。◆加藤という卓越した人物がいてワシントン軍縮は成った。“国防は軍人の専有物にあらず”とする考えを持って...
日露戦争では東郷元帥の参謀として三笠にあり、後年のワシントン軍縮会議では全権を勤め、海軍内部の強硬派を抑えて妥結し、「ネイバルホリデイ」をもたらした元帥加藤友三郎の評伝である。◆加藤という卓越した人物がいてワシントン軍縮は成った。“国防は軍人の専有物にあらず”とする考えを持っていた加藤の見識はもっと評価されて良いと思う。◆彼の如き大局を観る眼はなぜ失われたのか。加藤の考えが海軍にあまねく浸透しておれば昭和の戦争は形を変えていたのではないかと想像する。その急逝がまことに惜しまれる将星であった。
文庫OFF
(あらすじ) 暗殺の恐怖をも顧みず、軍の強硬派や国内の猛反対を押し切ってまで、何故、ワシントン軍縮条約の締結へ導いたのか。日清・日露戦争に砲術長、参謀長として参加、後、海軍大臣、総理を務めシベリア撤兵、陸軍軍縮さらには財政再建、物価安定まで取り組んだ加藤友三郎の生涯を活写する。 ...
(あらすじ) 暗殺の恐怖をも顧みず、軍の強硬派や国内の猛反対を押し切ってまで、何故、ワシントン軍縮条約の締結へ導いたのか。日清・日露戦争に砲術長、参謀長として参加、後、海軍大臣、総理を務めシベリア撤兵、陸軍軍縮さらには財政再建、物価安定まで取り組んだ加藤友三郎の生涯を活写する。 (感想) 広島出身の海軍大臣、加藤友三郎の伝記。 広島の中央公園には、年に数回、犬を散歩に連れていく。 その中央公園に立っている銅像が、加藤友三郎だった。いつも「誰やねん」と思っていたその人である…。読めてよかった~。 本作では、彼の高く評価しており、ワシントン軍縮条約だけでなく、その後の総理としての働きも、病気がなければ先の大戦の開戦にも大きな影響を与えたであろうと結論づけている。
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1904-5日露戦争連合艦隊参謀長、 1921ワシントン軍縮条約全権、 1922-23第12代首相、 シベリア撤兵、軍縮断行。 目立たないが、第二次世界大戦を10年は遅めた?本物の軍人にして大政治家の評伝です。在任中に病死。
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