- 中古
- 書籍
- 書籍
フランス革命 岩波セミナーブックス30
定価 ¥1,816
880円 定価より936円(51%)おトク
獲得ポイント8P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1989/06/30 |
JAN | 9784000049009 |
- 書籍
- 書籍
フランス革命
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
フランス革命
¥880
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1989年刊。著者はフェリス女学院大学文学部教授(東京大学名誉教授)。 フランス革命に関するセミナー講演の収録書。 著者はいわゆる段階史観は採らず、また革命を近代社会の画期だけと捉えるのでなく、さらにブルジョワ革命と措定するだけでもない。 フランス革命の期間というのは、一般的な名士会開催からナポレオンクーデターまででも僅か13年間である。 本書は、その間ですら関係者の見解、立場・利害が変遷し、かつそれらは単純な二項対立と違い、都市と地方、地方毎、貴族・聖職者とそれ以外、民衆とブルジョワジー他多様な関係者の合従連衡と反発のもとで推移したとみる。 本書がその中でも重要視するのは、民衆運動と各ステークホルダーや議会内党派との関係である。時期と場合によっては反革命(=貴族)がこの民衆運動を利用する場合もあって、一筋縄ではいかない革命の推移を物語る。 このように非常に多様かつ細かな切り口で解説するので、 ① ある程度仏革命の展開の概略を知っておいた方が頭に残りやすい。 ② 基本的考え方がⅥ章で示されるので、Ⅵ→仏革命の具体的展開を叙述するⅢ・Ⅳ・Ⅴを経て、革命要因論のⅡ、著者の仏革命解釈の基本視座のⅠで読むと、割と判りやすいかもしれない。 という点に注意すべきか。
Posted by