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華やかな食物誌 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 1989/09/04 |
JAN | 9784309402475 |
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華やかな食物誌
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
タイトル通り、食物を…
タイトル通り、食物を題材にしたエッセイ。興味深く面白いです。
文庫OFF
ローマ王国から中国まで、東西の「美食(つまりは奇食)」でうならせた有名人にまつわる話である表題作を最初1/3にふくむエッセイ集。ほとんどの作品は、エッセイというよりも歴史や故事というところだが、本人がエッセイと書いているので。 また、表題部分以外では、美術史にまつわるエッセイを...
ローマ王国から中国まで、東西の「美食(つまりは奇食)」でうならせた有名人にまつわる話である表題作を最初1/3にふくむエッセイ集。ほとんどの作品は、エッセイというよりも歴史や故事というところだが、本人がエッセイと書いているので。 また、表題部分以外では、美術史にまつわるエッセイをメインとして、短い文章がたくさんまとめられている。 澁澤龍彦の博学系エッセイの例に漏れず、たくさんの歴史上の有名人や逸話が出てくるのだが、本書には、それらの固有名詞がやたらと多く、短い文だから仕方がないにしても「○○については説明の必要はないだろう」と捨てられてしまっているところが、読んでいて辛い。 また、後半は書籍の解説、紹介文、パンフレット等への寄稿のような物が多く、記憶に残らないようなものも多い。 それでも、個人の変わった逸話や、その話の裏話などは非常に面白いので、前半は読む価値あるかな。
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食を始め、絵画や舞踊など多岐にわたって澁澤の琴線に触れたものについてのエッセイをまとめた本。 古代の帝王から実際に交流があった著名人まで同じ熱量で書かれていて面白かった。まるで見てきたような、って感じ。この本の中では土方巽がまだ生きていて、すごい時代だったんだなぁと思った。 ...
食を始め、絵画や舞踊など多岐にわたって澁澤の琴線に触れたものについてのエッセイをまとめた本。 古代の帝王から実際に交流があった著名人まで同じ熱量で書かれていて面白かった。まるで見てきたような、って感じ。この本の中では土方巽がまだ生きていて、すごい時代だったんだなぁと思った。 あと、寡聞にしてレオン・フレデリックという画家を始めて知ったけど、某A田氏の元ネタっぽくないか…。加山又造は前からそうかなって思ってて、ああ澁澤つながりで…とひとり合点した。
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