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児童文学とその英語
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児童文学とその英語

谷本誠剛【編】

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児童文学とその英語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 1988/03/15
JAN 9784469241938

児童文学とその英語

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2017/11/06

巻末の英米児童文学50選がいいな。 児童文学や絵本に、原著で触れるのは楽しい。大量の本を通して英語を学ぶ、という多読を一年とちょっと続けてきて、確かに効果を感じてきている。 でも、英語の読解力を含めた習熟の努力を抜きにした、英文の味読や鑑賞は片手落ちなのでは…という意識が消えな...

巻末の英米児童文学50選がいいな。 児童文学や絵本に、原著で触れるのは楽しい。大量の本を通して英語を学ぶ、という多読を一年とちょっと続けてきて、確かに効果を感じてきている。 でも、英語の読解力を含めた習熟の努力を抜きにした、英文の味読や鑑賞は片手落ちなのでは…という意識が消えない。 自分が第一言語を覚えた時だって、全く勉強しなかったわけじゃない。外国の学校を舞台にした映画やドラマでだって、クラスみんなで発音の練習をしたり、スペルの書き取りの勉強をしたりしている。 生きた英語を学ぶために、児童文学は重要だ。でも、それだけでいいのかな? こう思うのは、「英語をマスターした自分の姿」のイメージが思い浮かばないからかも。 今のところの目標は、バージニア・ウルフをするする読めることだけれども。 1972年12月のハーパー・バザーに載っているらしいモーリスのインタビューを読みたい。 Dallas Galvin: Maurice Sendak observes children's literature in "Harpar's Bazar", December, 1972. 「児童書と言葉遊び」 松野和彦 はじめに 英語で書かれた児童文学を読む大人の目的は、大きく二つのグループに分けられるだろう。 児童文学そのものを楽しみたいグループと、英語を身に付けるために易しい英語の読み物を選ぶグループだ。 前者の場合、英語の難しさはあまり問題にならない。自分の読みたい物を選ぶので、少々の言語の壁は我慢できる上に、日本語で親しんでいる読書体験から来る洞察などの助けも期待できるからだ。 後者は、一見易しくとっつきやすい字面と裏腹な、児童文学のわかりにくさに、思わぬ苦労をして挫折してしまう危険がある。 「前者のタイプの読者には、わざわざ英語で読むという決心をしたからには、日本語の翻訳では得られない、英語表現の独特の味を楽しめるようになってもらいたいと思うし、後者のグループの人たちには児童といっても7.8歳を過ぎればすでにその言語能力、感覚、知識は外国人の学習者の遙かに及ばないところまで発達していることに気づいてもらいたいものである。」 p.173 そろそろCD付きの聖書を手に入れても良い頃かな。

Posted by ブクログ

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