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主君「押込」の構造 近世大名と家臣団 平凡社選書119
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主君「押込」の構造 近世大名と家臣団 平凡社選書119

笠谷和比古【著】

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主君「押込」の構造 近世大名と家臣団 平凡社選書119

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1988/05/12
JAN 9784582841190

主君「押込」の構造

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2023/05/14

主君と家臣団が乖離したとき、すなわち家臣から見て主君が耐えきれない暴君と見えるときに、主君を強制的に隠居させるということが江戸時代に構造的に認められていたということを説明する。 近世の大名が専制的権力を持てなかったこともわかるが、一方で上手く行かなかったときのリスクの大きさもある...

主君と家臣団が乖離したとき、すなわち家臣から見て主君が耐えきれない暴君と見えるときに、主君を強制的に隠居させるということが江戸時代に構造的に認められていたということを説明する。 近世の大名が専制的権力を持てなかったこともわかるが、一方で上手く行かなかったときのリスクの大きさもある。 現代の会社役員会の社長解任に通じるところがある。 上には幕府も見張っていたし、大名も楽ではないが、家臣もこんなことまでやるのも大変だ。 本の例を見る限りかなり例外的で、その大名に人間的な欠陥があったように思われるが、やろうと思えば相当のことまでできたということか。

Posted by ブクログ

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