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マス・イメージ論 福武文庫
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マス・イメージ論 福武文庫

吉本隆明【著】

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マス・イメージ論 福武文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福武書店
発売年月日 1988/05/16
JAN 9784828830773

マス・イメージ論

¥220

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2011/09/01

吉本隆明は、虫酸が走るほど嫌いなのだが、その本は読む価値がある。この本もそんな一冊だ。タイトルから、TVの事を論じているのかと思ったが、主に彼の得意とする文芸について論じている。

Posted by ブクログ

2010/06/11

 おもに新世代の作家の作品や、80年代に固有な消費文化の出来事をとりあげる。1章ごとに読みきり。思考のふれはばが独特。『戦後詩史論』の続編のようにも読める評論集。  テクストの表面をたどりつつ、色々な感触をたよりに味わうのだが、自分の身体(資質)がまるごとテクストのなかに埋め込ま...

 おもに新世代の作家の作品や、80年代に固有な消費文化の出来事をとりあげる。1章ごとに読みきり。思考のふれはばが独特。『戦後詩史論』の続編のようにも読める評論集。  テクストの表面をたどりつつ、色々な感触をたよりに味わうのだが、自分の身体(資質)がまるごとテクストのなかに埋め込まれているので、もはや一刀両断のさばきなんかを行うことができない(自分の血がでる)。「表出」をとりあげる際に大切なことは、どこまでも内側に身を置くこと。  20歳の頃に読んで、奇妙なくらいに影響をうけました。  「詩人」にのみ許される(?)かのような、文体がめにつくかもしれません。ゼミで、佐伯啓思氏が、「(「詩人」というと聞こえがよいが) それは愚鈍な取組みと紙一重なものだよ」と言ってられた記憶があります。  もはや「表面」しかないのに、「内側」があるかのようにふるまうのは、眉唾だ、と言ったひともあったような気がします。  しかし、私には、批評のキレの甘さや、解読の非徹底よりも、「現在の未知」をまさぐる語りが、魅力でした。「未知の現在」といわず、語順を逆にするところが吉本氏らしいし、そこから方法論までが編み出される。理屈の部分をクリアできれば、楽しい冒険譚のようにも読めていた気がします。

Posted by ブクログ

2006/05/18

マスメディアによって表出された、小説、詩からTVCM、漫画に至る様々な形態の作品を、イメージとして解読しようとした評論集。著者のマス・イメージに対するスタンスは明確にされるが、イメージが完全に解読されてはいない。

Posted by ブクログ

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