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キャパ その青春
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キャパ その青春

リチャードウィーラン【著】, 沢木耕太郎【訳】

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キャパ その青春

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1988/06/25
JAN 9784163424101

キャパ

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商品レビュー

4.5

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2021/04/18

この本が出版されたころ(1999年)、キャパの展覧会に行ったことがあります。当時、カメラの撮影法を通信教育などで勉強していたこともあり、写真には興味があったのです。キャパの作品は、スペイン内戦や第二次世界大戦での決定的な場面を切り取っているだけでなく、その被写体との距離感が絶妙で...

この本が出版されたころ(1999年)、キャパの展覧会に行ったことがあります。当時、カメラの撮影法を通信教育などで勉強していたこともあり、写真には興味があったのです。キャパの作品は、スペイン内戦や第二次世界大戦での決定的な場面を切り取っているだけでなく、その被写体との距離感が絶妙で大きた衝撃を受けました。キャパは、上手く写真を撮るコツは、被写体に一歩近づくことだ、と言っていたそうです。 本書は、沢木耕太郎さんの訳によるキャパの伝記です。ハンガリーで生まれ、貧乏をしながらも、陽気に人生を楽しみつつ、戦場カメラマンとなったいく前半。第二次世界大戦での数々の名作を残しながら、戦後は目標を失い、最後は再びインドシナの戦場へ出かけて、そこで死去するという後半。 人生に安定なんて求めていない人なんですね、彼は。陽気な彼がいくところ、周囲の人は幸せな気分になり、彼はいつも人気者。どこでも友人、恋人ができます。あのイングリッドバーグマンと恋仲になってしまうくらいですからスゴイ。そして彼が撮る写真に写っている人々もまた、とてもいい表情をしています。良い写真を撮るためには、被写体に一歩近づくこと。これは物理的な距離だけでなく、心の距離のことを言っているのでしょうね。 家に写真集があるのですが、久しぶりに眺めたくなりました。

Posted by ブクログ

2013/09/12

実家に行ったら、借りてたのを返すといわれ、久々に渡された。が買った記憶なし。先に読んだ「キャパの十字架」の中で何度も出てきていたので、近いうちに買って読もうと思っていたので、新鮮な気持ちで再読。10年以上まえの「キャパ展」の入場券がしおりがわりに挟まっていたりして、確かに読んでい...

実家に行ったら、借りてたのを返すといわれ、久々に渡された。が買った記憶なし。先に読んだ「キャパの十字架」の中で何度も出てきていたので、近いうちに買って読もうと思っていたので、新鮮な気持ちで再読。10年以上まえの「キャパ展」の入場券がしおりがわりに挟まっていたりして、確かに読んでいるはずなのだが。(この展覧会には行った記憶がある、写真集も購入した) 崩れ落ちる兵士に関する記述は、「キャパの十字架」を読んだ後では、非常にあっさりとして物足りない。謎は謎のままでいいというスタンス。やらせかどうかを追求することはナンセンスだと…。 たとえ、あの有名な写真がやらせであったとしても、ゲルダの作品だっとしても、キャパが非常に愛すべき、そして真に孤独な生き方を選んだ、魅力的なハンガリー人だということはとても分かる。人となりは愛嬌があり、陽気なイメージだが、少年時代に家を出てから家を持たない生き方を選んだり、最愛のゲルダの死を経験したり、影の部分もかなり重い。~30年代のヨーロッパで ユダヤ人という出自も、日本人が思う以上に不自由なことだったのだろう。 後半生についても、是非読まなければ。生誕100周年ということだし。

Posted by ブクログ

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