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沈黙の螺旋理論 世論形成過程の社会心理学
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沈黙の螺旋理論 世論形成過程の社会心理学

エリザベートノエル・ノイマン【著】, 池田謙一【訳】

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沈黙の螺旋理論 世論形成過程の社会心理学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブレーン出版
発売年月日 1988/07/25
JAN 9784892421235

沈黙の螺旋理論

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2012/07/28
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P224(訳者解説) 社会の中の個々人が「自分の持つ意見が果たして世間の『多数意見』と同じ意見なのかどうか」と気をもみ、自分だけが孤立することを恐れ、自分の意見に対する世間の反応、または世間から予想される反応を強く意識することが、世論形成に極めて大きな役割を果たし、またマスメディアは何よりこうした世間の「意見風土」認知に関連して大きな影響を及ぼす、と論じたのである。 だが女史の議論は、こうしたマスメディアの強力効果論復活の認知論的アプローチの一つとして登場したものでありながら、さらに「多数意見の考慮」という変数を組み込んだことによって、それをはみ出していく側面も合わせて持っている。すなわち、システム変数の認知(社会システムの状態の認知)を個人の判断や行動にどう組み込むか、という点で社会心理学的な問題提起を行うものであった(このため訳書の題名に「社会心理学」の語を入れた)。 本書は「理論は評価するが文章はわかりにくい」と書評されるほど、ある意味では読みにくい側面をもっている。言葉足らずという印象を与える箇所も多い。そこで訳者は多くのところでかなり踏み込んだ解釈を行った上で訳業を遂行するよう意図した。

Posted by ブクログ