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カーブの向う・ユープケッチャ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:ごろつき.手段.探偵と彼.月に飛んだノミの話.完全映画.チチンデラヤパナ.カ-ブの向う.子供部屋.ユ-プケッチャ |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1988/12/05 |
| JAN | 9784101121208 |
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カーブの向う・ユープケッチャ
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
テーマは短篇と長篇の変貌を通じて、著者の独特な世界観を楽しむことにあります。1988年に刊行されたこの作品集には、9篇の短篇が収められており、安部公房のエッセンスが凝縮されています。特に、「チチンデラ ヤパナ」や「ユープケッチャ」は、それぞれの長篇作品への原型としても興味深く、短篇と長篇を比較しながら読むことで、異なる味わいを体験できます。また、映画を題材にした作品などもあり、魅力的な内容が揃っていますが、中には理解が難しいものもあるため、読者によって感じ方はさまざまです。全体として、ユーモアがありつつも独自の視点を持った物語が展開され、安部公房の独特な筆致を堪能できる一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
1988年刊、文庫オリジナル。短篇が9篇。安部公房のエッセンスが詰まった一冊。 このなかでは、「チチンデラ ヤパナ」がのちに長篇の『砂の女』に、「カーブの向う」が『燃えつきた地図』に、「ユープケッチャ」が『方舟さくら丸』へと変貌をとげた。昆虫にたとえるなら変態か。 短篇と長篇では...
1988年刊、文庫オリジナル。短篇が9篇。安部公房のエッセンスが詰まった一冊。 このなかでは、「チチンデラ ヤパナ」がのちに長篇の『砂の女』に、「カーブの向う」が『燃えつきた地図』に、「ユープケッチャ」が『方舟さくら丸』へと変貌をとげた。昆虫にたとえるなら変態か。 短篇と長篇では味わいがかなり違う。両方を比べながら読むのも一興。 (p.s. そういえば、チチンデラ・ヤパナはニワハンミョウの学名だし、ユープケッチャも得体の知れない昆虫だった。)
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これまで読んだ作品の原型を確認することもできる他、映画を題材にした短編など惹き込まれるものがいくつもあり良かった。一方、そこが魅力でもあるが、よくわからないなという作品も。
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半年ほど前に読んだのですが、先ほど全集で『ユープケッチャ』を再読したので感想を書こうと思います。記憶が薄い短編もありますが。 安部公房生前最後の短編集。新しいものばかりではなく、『砂の女』執筆直前の1960年に書かれた『チチンデラヤパナ』も収録されている、安部公房を語る上で超重要...
半年ほど前に読んだのですが、先ほど全集で『ユープケッチャ』を再読したので感想を書こうと思います。記憶が薄い短編もありますが。 安部公房生前最後の短編集。新しいものばかりではなく、『砂の女』執筆直前の1960年に書かれた『チチンデラヤパナ』も収録されている、安部公房を語る上で超重要な短編集。 なぜかこの短編集は現在中古でしか手に入らない。新潮社はこの短編集を廃版にしてしまったのだ。意味が分からない。『砂の女』『燃えつきた地図』『方舟さくら丸』の原型となった短編を収録しているのに、この扱いには納得が行かない。やっぱり売り上げが悪かったのだろうか。例え夏目漱石の小説でも売り上げが悪ければいくらその作品が作家を語る上で重要だろうと廃版になってしまう。ある程度は仕方がないが日本の出版社の悪しき慣習である。 半年前に読んだときには『ごろつき』『月に飛んだノミの話』が面白いと思った。しかし内容は忘れてしまった。ノミのほうは読んでいてかゆくなった記憶がある。『カーブの向う』は『燃えつきた地図』の原型となった短編だ。『燃えつきた地図』のエピローグはこの短編が丸々あてられている。探偵が記憶をなくす話だ。個人的に『燃えつきた地図』が安部公房作品のベストなので、この短編には思い入れがある。『ユープケッチャ』は『方舟さくら丸』のプロローグ。主人公のもぐらくんが出てくる。この『方舟さくら丸』、登場人物全員悪人という珍しい体裁を取っている。全部詐欺師という中原昌也の小説の帯に書いてある言葉が似合う。痛快?といっては語弊があるかもしれないが、爽快感のある話だ。『チチンデラヤパナ』は少し記憶が薄いので今回は割愛する。詳しく知りたい方は『砂の女』の皆さんのレビューを見てもらえればわかる。 俺にとって大切な短編集。読んでみてください。アマゾンのマーケットプレイスで安く売っているので。
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