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欺しのD ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1988/09/15 |
JAN | 9784150763541 |
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欺しのD
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欺しのD
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
探偵キンジー4作目。 依頼に来た男は偽名で、払いだした小切手は不渡り。 過去に酔っ払い運転で夫婦と娘、さらに知り合いを殺し、 刑務所に入っていたこともある。 しかも妻は二人。 男は海で亡くなるが本当に事故なのか。 キンジーが訪ねた最初の妻が (離婚したわけではないので、この表現もどうかと思うが) 宗教に熱狂的にのめり込んでいたので、 男は身代わりになっただけで、 妻が事故を起こした罪悪感からそうなっているのかと勘違いしてしまった。 依頼されたのは、事故の生き残りである少年に、 多額の小切手を渡すこと。 屋根の上に登ってまで、 少年を追いかけていったのに 残念な最後だった。
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状況や行動の描写がひとつひとつ丁寧で読むのに時間がかかったけれど面白かった。 主人公が女1人で探偵として自活していく様がカッコいい。 1988年日本版発行らしく、今の小説では当たり前の電子機器スマホやそれ以前の携帯もなく、主人公周辺の会話に滲み出る価値観(容姿のディス)など最近読んでいる小説では見ない描写も多くて、すごく新鮮に感じた(1988年、とっくに生まれてたのに)。時代の空気感が感じられるのが楽しい。 現代の社会問題にも通じるセリフがあったりして、ハッとする。
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この作者のお得意なんですが、とにかく最後の最後の最後まで犯人が明かされない。そしてわたしもわからないf^_^; 犯人を追い詰めるシーンがほんとに最後のほうです。 今回は主人公が友達以上恋人未満の彼と一線を超えてしまって今後が気になります!そして最後は切なかった…悪党にも心はあった...
この作者のお得意なんですが、とにかく最後の最後の最後まで犯人が明かされない。そしてわたしもわからないf^_^; 犯人を追い詰めるシーンがほんとに最後のほうです。 今回は主人公が友達以上恋人未満の彼と一線を超えてしまって今後が気になります!そして最後は切なかった…悪党にも心はあったのか。残された遺族の思いも切なかった…殺されたほうも殺したほうも。
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