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なにわ橋づくし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 1988/09/15 |
JAN | 9784022558497 |
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なにわ橋づくし
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商品レビュー
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大阪検定向けの勉強に図書館で借りて読みはじめて、面白くて、結局Amazonで探して古本を購入してしまった。 昭和63年第1版。 朝日新聞で大阪の橋の話を毎日連載していたものを、本にまとめたもの。 著者が落語家なのは、名前を見たら判る(上方落語協会の理事で、日本演芸家連...
大阪検定向けの勉強に図書館で借りて読みはじめて、面白くて、結局Amazonで探して古本を購入してしまった。 昭和63年第1版。 朝日新聞で大阪の橋の話を毎日連載していたものを、本にまとめたもの。 著者が落語家なのは、名前を見たら判る(上方落語協会の理事で、日本演芸家連合の理事……おぉぉ)ところ。語り口が面白いのはまずモチロンとして、良く知っている土地のあれこれが、まさかこんなに面白いなんてと驚かされることしきりだった。 大阪の橋だけをひたすら切り口にしている、とてもニッチな本にも関わらず、だ。 長柄橋の人身御供の話、十三の地名の由来、公儀橋とそうでない橋、橋の名前と周りの関係……読み進めていくだに、これまであまり気に留めていなかった橋が、歴史の証人のように見えてくる。 大阪にあった川の話(もう無くなっているものも少なくない)現在の風景ができている理由、昭和、明治、大正、江戸、それ以前に遡る風景や、それを振り返るべく残された欄干や顕彰碑……読みながら、グーグルマップと連動して大阪散歩しながら読んでみたら、更に面白かった。 ただ、どれも短いエッセイなのと、それぞれの橋のエピソードで書かれている時代が入り乱れているので、時代的なものが今ひとつまだ掴みきれていない感がある。 これは日本史年表に落とし込んで再読、さらに、本を手にして、現在の橋を(顕彰碑の側の建物なんかももうめまぐるしく変わっているところだし)見に行きたい。本屋ではもう見つけるのが難しいようで、古本にはなるけれど、ゲットは出来たので、検定が終わったら、更に腰を据えて巡ってみようと思う。
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