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おしゃれの文化史(1) 化粧 春山行夫の博物誌3
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おしゃれの文化史(1) 化粧 春山行夫の博物誌3

春山行夫【著】

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おしゃれの文化史(1) 化粧 春山行夫の博物誌3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1988/11/25
JAN 9784582512151

おしゃれの文化史(1)

¥1,430

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2024/03/12

む、昔のお化粧品こわーい! 鉛白に水銀、みょうばん石…どれも続けて使うと歯が黒くなったり抜け落ちたり。 身体に悪いことを知っていても使い続けたというのが、そこで根性出さなくてもよかったんじゃって言う。 おしゃれさん代表的にエリザベス1世のお化粧が結構頻出するのだけど、おしろいを1...

む、昔のお化粧品こわーい! 鉛白に水銀、みょうばん石…どれも続けて使うと歯が黒くなったり抜け落ちたり。 身体に悪いことを知っていても使い続けたというのが、そこで根性出さなくてもよかったんじゃって言う。 おしゃれさん代表的にエリザベス1世のお化粧が結構頻出するのだけど、おしろいを1.3cmくらい厚塗りしてたとか、お風呂には月1いやいやながら入っていたとか、最終的に歯がぼろぼろになっていたとか…。 大正時代のおしろいの名前に「白ゆり」「水晶おしろい」「御園の雪」など、優雅な名前が付けられていたんだなぁ。 マニキュアは最初はピンクばかりだったのが、南フランスで日焼けをするバカンスが流行ってから、日焼けした肌にピンクでは貧血したように見えることから赤い色のマニキュアが産まれたという。 17世紀初めから半ばにお胸ぽろーんするデコルテのドレスが未婚女性の間で流行ったらしい。 ちょっとおかしいのが、ドイツの本によると男性はデコルテそのものには大いに賛成しているけれど、出し過ぎると肉売り台の商品見本のようで微妙っていうなんとも言いがたい言い分が…。 当然ながらそうしたブームに聖職者はカンカンだったそうな。 まぁだいたいお化粧でもお風呂でもキリスト教の聖職者は文句付けがち。 キリストが手を洗わないで食事をしようとしたらパリサイ人(ユダヤ人のうちの何かと言えば清め洗い流す事を推奨した一派)に怒られたとか、そこは手洗って…???ってなりますわ。 外見だけきれいにしたところで中身が穢きゃしょうがないって事らしいですけど。 垢にまみれればまみれるほど信心の深い印とか、まぁちょっと理解しがたい感覚。 ほんと、食事前には手ぐらい洗って…?? オーデコロンのコロンってドイツのケルンだったのね…! そばかすは一部の人にとっては健康美の象徴で賛美されていたそう。 肌の白いサクソン族に南方の血が混ざった結果生じた故。 石鹸を作る際に出た廃棄物はガラス工業に役立ったので、石鹸で盛り上がったブリストルにガラス工場が起こったりした。 これは平和的な感じがするけど、のちに廃液からグリセリンが回収されるようになると色々な化学製品ができ、そしてニトログリセリンからの…。 思いも寄らないことに繋がったりするのが化学の時代だなぁ。

Posted by ブクログ

2013/02/07

分かりやすく読みやすくさらりとまとまっている印象。深い所を知るには向かないけど、他の文献を読んでいて分からなかったちょっとしたことを知るのに助かりました。

Posted by ブクログ

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