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気まぐれ列車の時刻表 講談社文庫
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気まぐれ列車の時刻表 講談社文庫

種村直樹(著者)

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気まぐれ列車の時刻表 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1988/11/15
JAN 9784061843356

気まぐれ列車の時刻表

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商品レビュー

4

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2017/01/24
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1988年(底本1984年)刊行。著者は元毎日新聞記者のレイルウェイライター。◆箸休めに取り出した一書だが、旅に出て温泉にでも浸かった気分に…。◇宮脇俊三や内田百閒との違いがどこにあるのかと思うに、本書の汽車旅(日本外周の旅にはバスも多用しているが)の特徴が、多くの同好の士(特に大学生)とワイワイガヤガヤ言いながら旅をしているところだろう。自著の読者などから知り合いをどんどん増やし、一緒に旅をしていく。騒がし楽し漫遊記である。◆PS.時刻・列車番号など細かく書くのは記者歴からかそれともマニアックさの証?

Posted by ブクログ

2016/08/28

本当に久しぶりに再読しましたが、いやあ、懐かしいですね。既に鬼籍に入られた種村氏の「下車駅増殖」「外周」「旅行貯金」といった独特の旅行スタイル、「はやたま」に阪本線、急行ニセコに挙句の果てはSL鈍行(復活運転ではなく、現役の!)といった在りし日の国鉄の姿、「ヤング」「ギャル」等々...

本当に久しぶりに再読しましたが、いやあ、懐かしいですね。既に鬼籍に入られた種村氏の「下車駅増殖」「外周」「旅行貯金」といった独特の旅行スタイル、「はやたま」に阪本線、急行ニセコに挙句の果てはSL鈍行(復活運転ではなく、現役の!)といった在りし日の国鉄の姿、「ヤング」「ギャル」等々の言葉の使いまわし、社会主義体制下のシベリア鉄道、そして豊かな三陸海岸の光景…。正直、話の面白さよりも、こみ上げてくる感傷的な何かにグッときてしまう、そんな1冊でした。 何よりも懐かしく思い出したのは、氏の本を貪るように市立図書館で読みふけった、中学生当時の自分の姿なのですけどね。 それにしてもライオンさん、あなた散々飲酒してますが当時未成年だったのでは…。こんな記述で堂々と出版できた時代も、もはや郷愁の彼方なのでしょうか。

Posted by ブクログ