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中国語と近代日本 岩波新書12

安藤彦太郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1988/02/22
JAN 9784004300120

中国語と近代日本

¥220

商品レビュー

2.5

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2011/05/16

[ 内容 ] 日中国交正常化以来、日本人の中国への関心が高まり、中国語学習者が増加している。 本書は中国語教育という窓口から近代日中関係史の全体と日本人の中国認識を解明しようとするものである。 中国語を単に商用や戦争遂行の手段とみなした戦前のあり方を批判し、友好と理解への架け橋と...

[ 内容 ] 日中国交正常化以来、日本人の中国への関心が高まり、中国語学習者が増加している。 本書は中国語教育という窓口から近代日中関係史の全体と日本人の中国認識を解明しようとするものである。 中国語を単に商用や戦争遂行の手段とみなした戦前のあり方を批判し、友好と理解への架け橋として中国語を学習することの必要性を説く。 [ 目次 ] 1 中国語と戦前の教育制度(「特殊語学」ということ;明治前期の中国語教育制度;「民間」について;中国語と目薬の関係) 2 『急就篇』とその周辺(宮島大八と二葉亭四迷;「問答体」教本の系譜;『急就篇』をめぐって;「問答体」教本その後) 3 中国語と漢文(中国認識の二種構造;「目読主義」と「会話主義」;「唐音論」の伝統) 4 中国語教育の流派(中国語教師の類型;科学的研究の先駆;もう一つの先駆的業績) 5 戦争と中国語(「戦争語学」;時文;「沿線官話」;戦時中の一経験について) 6 戦時下の胎動(中国における新しい動き;屈折と模索と;「理論と実際」に投じた一石) 7 戦後の中国語普及運動(中国語普及の運動;「中国語は外国語である」;発音表記の問題;「友好」を問う) 8 渓流から大河へ(辞書について;異文化として;幾つかの問題点;教養としての中国語) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2006/02/19

最近必要があって再読したが、実に味わい深い本であった。安藤さんは文化大革命以後、文革を賛美したということで批判され、その後ほとんど口をつむんでしまったが、ぼくはかれに同情的である。この本を読んで安藤さんはとても良心的な人だと思った。近代日本における中国語教育史はこの人と六角さんの...

最近必要があって再読したが、実に味わい深い本であった。安藤さんは文化大革命以後、文革を賛美したということで批判され、その後ほとんど口をつむんでしまったが、ぼくはかれに同情的である。この本を読んで安藤さんはとても良心的な人だと思った。近代日本における中国語教育史はこの人と六角さんの独壇場だ。今や中国語も他の外国語に並ぶふつうの外国語になったが、江戸、明治から昭和にかけてそうでなかった時代を知るのにぜひ読んで欲しい。

Posted by ブクログ

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