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八百万の死にざま ハヤカワ・ミステリ文庫
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八百万の死にざま ハヤカワ・ミステリ文庫

ローレンスブロック【著】, 田口俊樹【訳】

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八百万の死にざま ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1988/10/01
JAN 9784150774516

八百万の死にざま

¥220

商品レビュー

4

36件のお客様レビュー

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2010/05/28

少女を誤射により死な…

少女を誤射により死なせてしまい、アルコール漬けの日々を送る無免許探偵スカダー。この設定だけでハードボイルドファンにはたまりません。シリーズの中でも本作は秀逸です。

文庫OFF

2022/11/09

<酔いどれ探偵マット・スカダー>シリーズ初読み。シリーズ五作目にして最高傑作と謳われる作品らしい。御三家の作品を読んできた所為か、やたらと弱さを曝け出す<ネオ・ハードボイルド>世代の探偵たちに慣れ親しめなかったのだが、今作は流石にグッと来るものがあった。ミステリーとしては全く評価...

<酔いどれ探偵マット・スカダー>シリーズ初読み。シリーズ五作目にして最高傑作と謳われる作品らしい。御三家の作品を読んできた所為か、やたらと弱さを曝け出す<ネオ・ハードボイルド>世代の探偵たちに慣れ親しめなかったのだが、今作は流石にグッと来るものがあった。ミステリーとしては全く評価出来ないが、ハードボイルドの神髄が人生を描き出すことならば、ラストシーンの衝撃はひとしおだろう。チャンスやダーキンといった脇役の面々も実に良い味を出している。混沌渦巻くニューヨークにおよそそぐわないマットの不器用な生き様が沁みた。

Posted by ブクログ

2022/08/08

「エメラルドシティには八百万の物語がある。そして八百万の死にざまがある」子どもを誤射して撃ち殺してしまった過去がある元警官でアル中の探偵マットスカダー。学生の頃に「聖なる酒場の挽歌」を読んで以来だ。足抜けをした翌日にナタで殺されたコールガールのキム。彼女の依頼でマットは前日にヒモ...

「エメラルドシティには八百万の物語がある。そして八百万の死にざまがある」子どもを誤射して撃ち殺してしまった過去がある元警官でアル中の探偵マットスカダー。学生の頃に「聖なる酒場の挽歌」を読んで以来だ。足抜けをした翌日にナタで殺されたコールガールのキム。彼女の依頼でマットは前日にヒモのチャンスという男に話し、心良くOKをもらっていた。そしてキムにもチャンスにも好意を抱いていた。なのに、なぜ?誰が?田舎から出てきたキムの人生。チャンスの人生、他のコールガールたちの人生。マットが通う禁酒集会所の人たちの人生。登場人物一人ひとりの人生が、まさに八百万の生きざまとして語られていく。さらにもう一人おかまの売春婦が同じ手口で殺された。マットは自らを囮にして犯人を誘い出す。酒を断ちコーヒーを飲みながら、時に失敗を繰り返す。都会では多くの人たちの意図や願い、感情がすれ違い、交錯し、錯綜する。助け合い、求め合うも、描かれるのは埋めようのない孤独。人生は意味もなく苦い。

Posted by ブクログ

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