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江戸藩邸物語 戦場から街角へ 中公新書883
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1988/06/25 |
JAN | 9784121008831 |
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江戸藩邸物語
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
著者の江戸時代についての歴史エッセイ(?)は読んでいて面白く、よく再読する。サブタイトルに「戦場から街角へ」とあるように、戦場が身近にあったときの常識が、非常識になってしまった彼らの、お城勤めなど、時代に馴染めないさまが興味深い。 一例だけ、伊達政宗の小姓たちと"かぶき者"が路...
著者の江戸時代についての歴史エッセイ(?)は読んでいて面白く、よく再読する。サブタイトルに「戦場から街角へ」とあるように、戦場が身近にあったときの常識が、非常識になってしまった彼らの、お城勤めなど、時代に馴染めないさまが興味深い。 一例だけ、伊達政宗の小姓たちと"かぶき者"が路上で衝突したときも、そうである。『玉滴隠見《ぎょくてきいんけん》』には、「若キ侍六人、列ニテ町ノ真中ヲ手ニ手ヲ取テ来リケル」と描かれている。今なら「ありえない~」などと、笑ってしまいそうだが、その異様さは恐ろしいものだったのでしょう。
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江戸前期、水戸藩傍系の守山藩が記した日記は、藩の公式記録として興味深い。また、幕臣・天野長重が著した思忠志集などの記録は、一武士の記録として微に入り細を穿つもので、当人のマメさを感じる。本書は上の二つの記録を中心に、藩邸を巡る江戸の面白さを伝えてくれるもので、時代小説を読む上でと...
江戸前期、水戸藩傍系の守山藩が記した日記は、藩の公式記録として興味深い。また、幕臣・天野長重が著した思忠志集などの記録は、一武士の記録として微に入り細を穿つもので、当人のマメさを感じる。本書は上の二つの記録を中心に、藩邸を巡る江戸の面白さを伝えてくれるもので、時代小説を読む上でとても参考になる。時間の大雑把さとそれを守らせようとする管理職側、真の意味での鞘当とその後の斬り合い、藩邸の独立性、男色、武士に対する町人の強さなどを知った上で、また時代小説を読み進めたい。
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武士道とは死ぬこととみたなり。 そんな精神も、戦乱の世が去り、平和な江戸時代に入ると、変わってくる。 下級武士も含め、所謂サムライは完全な企業戦士サラリーマンだな。 しかも定年70歳と。 現代とさほど変わらないなと、非常に細かく記された一冊。 当時からアルハラ対策なんかもあっ...
武士道とは死ぬこととみたなり。 そんな精神も、戦乱の世が去り、平和な江戸時代に入ると、変わってくる。 下級武士も含め、所謂サムライは完全な企業戦士サラリーマンだな。 しかも定年70歳と。 現代とさほど変わらないなと、非常に細かく記された一冊。 当時からアルハラ対策なんかもあったんだね。精酒狂乱なんて。 中々面白い一冊でした。
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