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派閥再編成 自民党政治の表と裏 中公新書892

井芹浩文【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1988/09/25
JAN 9784121008923

派閥再編成

¥330

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2025/01/05

昭和63年の派閥全盛期に政治記者が自民党の派閥の功罪について論じる。 派閥とは本来は総裁候補を中心とした人間関係から自然発生的にできるものであったが、代替りをするにつれて、派閥がシステム化していった。これを筆者は派閥の「株式会社化」と表現している。 システム化した派閥は陳情処理や...

昭和63年の派閥全盛期に政治記者が自民党の派閥の功罪について論じる。 派閥とは本来は総裁候補を中心とした人間関係から自然発生的にできるものであったが、代替りをするにつれて、派閥がシステム化していった。これを筆者は派閥の「株式会社化」と表現している。 システム化した派閥は陳情処理や政治資金集めのような、「小政治」はうまく捌けるが、天下国家を論じるような「大政治」はできないのではないかと指摘している。一方で、派閥には総理総裁の独裁を防ぐチェックアンドバランス機能もある。岸信介が総理総裁になった途端、派閥解消を目論んだのも政治資金を幹事長に一元化し党内を金銭面で支配するためである。 2024年2月現在、安倍派の問題に端を発した政治とカネの騒動により、世間が派閥に対して向ける目は厳しい。麻生派と茂木派以外は解散に追い込まれた。派閥にはどのような功罪があるかを知る上で、この本は歴史的な視点を提供してくれると思う。

Posted by ブクログ

2013/09/11

マンションで読む。再読です。神戸で購入した記憶がある。読書を始めたのは、この時代です。さて、読書を再開しようかな。

Posted by ブクログ

2009/09/21

政権党の政権運営システム、私的集団ですぎない政党のはたまたその私的集団に過ぎない派閥がいかに政権運営上でキーとなったかのか、また派閥の組織形成が進む過程を解説。 自民党政治体制が完全に崩壊した現在、歴史解説書となる。巨大組織を効率よく動かしてゆくには納得するシステムが必要で、それ...

政権党の政権運営システム、私的集団ですぎない政党のはたまたその私的集団に過ぎない派閥がいかに政権運営上でキーとなったかのか、また派閥の組織形成が進む過程を解説。 自民党政治体制が完全に崩壊した現在、歴史解説書となる。巨大組織を効率よく動かしてゆくには納得するシステムが必要で、それを編み出した田中角栄はエライんだろう。

Posted by ブクログ

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