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デカメロン(下) ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1988/01/01 |
JAN | 9784480021779 |
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デカメロン(下)
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
私の感じる同情や共感のポイントと、この10人の男女のポイントは、なんだかずれていることがあ。 時代の違いのためか、文化の違いのためか、筆者が男性のためか。 こういう好色な話を、若き紳士淑女もしてしまうのは、さすがイタリア・フィレンツェだからか、やはり筆者が男性だったからだろうか...
私の感じる同情や共感のポイントと、この10人の男女のポイントは、なんだかずれていることがあ。 時代の違いのためか、文化の違いのためか、筆者が男性のためか。 こういう好色な話を、若き紳士淑女もしてしまうのは、さすがイタリア・フィレンツェだからか、やはり筆者が男性だったからだろうか。 男性の描く女性には違和感を覚えることが多い。 小説の中だけの奔放さなのだろうな。 そのことは、書き出しや結びの所からも推測される。 それでも、その奔放な話の後ろから、「女はこうあるべきだ」という貞操観念が垣間見られる。 社会的抑圧があるからこそ、そこから外れたものが、楽しく面白いのだろう。 ダンテの「神曲」に対して「人曲」とも呼ばれるらしいデカメロン。 当時の人たちも、笑いながら読んだのだろうな。 2003.6.25 本当に様々な話があって、面白かった。ひどく読みにくい文章で回りくどかったり、しつこかったりして、参った話もあったが、話の内容そのものはとても面白い。 もっと平易な言葉に訳したら、幅広い人が楽しめるのに、と思う。印象深い話もたくさん入っていて、一話だけでも立派な絵本が作れそうだ。もちろん、大人の絵本になるとは思うけれど。ちょっとやってみたいなあと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の巻は艶話は比較的控えめです。 ですが、一部本当に残酷な作品が 紛れているのでそこのところは注意です。 (試しの残酷行為、今だったら嫌われるわよ そんなオトコ!!) 一番よかったのは 傲慢な女性が報いを受けることかな。 これは明らかに女性側が悪いです。 それ以上の報いを受けても文句は 一切言えないわよね。 比較的穏やかな下巻でした。
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最終日の話はだいぶましな話ばかりだったのに、最後の最後で男尊女卑の、胸糞の悪くなる話で台無しだった。総じて、あんまり得られるものはなかったなあ。
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