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日米経済摩擦 その舞台裏 岩波新書376
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1987/06/22 |
JAN | 9784004203766 |
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日米経済摩擦
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日米経済摩擦
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1987年刊。◆国家間に経済相互依存がある場合、国内情勢・特定の国民の利害に政策担当者が左右され、民主主義的選挙制を採る国家間の合意形成が困難な様子が活写される。◇日中、米中間ですら相互依存する現代において、本書の模様はこのケーススタディーか。◇一方で80年代特有の問題意識は、等しく自民党政権下にある現代日本の政治にも照射できそう。そもそも1ドル140円を問題視するのは隔世の感。プラザ合意がバブルを生み、失われた20年を招来したが、本書で触れられる当時の官僚、自民党幹部の言動には納得しかねるものがある。 けだし、対米迎合というだけでなく、目先の選挙対策・官僚のセクショナリズム等で歪められた政策は取返しのつかない事態を招いたとの疑問を生むものだ。◆さらに、リーダーシップの不在は理念の不在との言は納得しうるが、当時の日米経済摩擦の対応を見つつ「官僚政治の終わりの始まり」とした著者の見立てはやや甘かったようにも思える。◆なお、本書は、米国議会の国際問題への影響力に関しても大切な視座を与えるものだろう。◆著者は朝日新聞前ワシントン特派員。
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