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タクシー狂躁曲 ちくま文庫
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タクシー狂躁曲 ちくま文庫

梁石日【著】

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タクシー狂躁曲 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1987/09/29
JAN 9784480021588

タクシー狂躁曲

¥275

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

在日朝鮮人の作家。表…

在日朝鮮人の作家。表現力が豊か。壮絶な内容にどんどん引き込まれる。

文庫OFF

2024/10/04

とある国に少数派民族として住まう人たちの葛藤を描いた小説、というものは星の数ほどあり私も数多くそれらを読んできたが、この梁石日が描く在日朝鮮人の叫びは、刃を突き付けられるような押出しの強さにおいて、類例が思いつかない。 よその国ではなく日本の話であるという点が、日本人読者にとっ...

とある国に少数派民族として住まう人たちの葛藤を描いた小説、というものは星の数ほどあり私も数多くそれらを読んできたが、この梁石日が描く在日朝鮮人の叫びは、刃を突き付けられるような押出しの強さにおいて、類例が思いつかない。 よその国ではなく日本の話であるという点が、日本人読者にとって刃の肌触りを強調して伝えるのだろう。「在日」として生きる存在が抱く、なんとも言葉にできない感情を言葉に託したらこういう小説群がひり出された、そんなことを読後感として思う。 怒りと、悲哀と、拒絶と、諦念と、それら撹拌されて吹きこぼれる感情の得体の知れなさを、描き得ることができるのだという、小説という芸術の力を思い知った。

Posted by ブクログ

2022/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作タクシードライバー日誌に比べて、作者周辺の凄惨な人々が描かれていて頭がおかしくなりそうになったので大半を読み飛ばした。しかしいかんせん内容が古い。ゴルフ場からタクシーを呼んで帰る人など2022年現在皆無だろう。描かれているタクシー業界も現在とは大きく異なっているのだろう。小泉総理の頃から大変になったタクシー業界の最新版を読んでみたいものだ

Posted by ブクログ