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祭りの商人「香具師」
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祭りの商人「香具師」

川瀬孝二【著】

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祭りの商人「香具師」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社
発売年月日 1987/11/02
JAN 9784532094546

祭りの商人「香具師」

¥220

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2019/11/29

 著者略歴によると、著者の川瀬孝二さんは東京芸大を出て流通問題のコンサルタントとして活躍する一方、香具師の世界を研究しているようです。  本書は、日経流通新聞に1981年から82年にかけて連載された「祭りの商人」を再構成したものらしい。  執筆当時でも香具師は減りつつあったようで...

 著者略歴によると、著者の川瀬孝二さんは東京芸大を出て流通問題のコンサルタントとして活躍する一方、香具師の世界を研究しているようです。  本書は、日経流通新聞に1981年から82年にかけて連載された「祭りの商人」を再構成したものらしい。  執筆当時でも香具師は減りつつあったようですが、今となってはほとんどいなくなりました。当時に著者が記した記録は貴重な資料となるでしょう。    今では見られなくなった香具師の方々が色々と実名入りで紹介されています。  今となってはもはや鬼籍に入られた方も多いと思います。  ネットやSNSがなかった時代のこと、記事に残しておかないと消えてしまう記録です。  例えば、本書の中に四天王寺の露店を管理していたのは関矢組だったという記述があります。 (今でもそうなんでしょうか) 「四天王寺 関矢組」でネット上を検索しても出てきません。  こういった忘れられつつある歴史的事実を活字にして残しておくのも大切なことではないでしょうか。    著者の川瀬さんは、一時、香具師のようなことをやっていたことがあるといいます。  光るヨーヨーの仕組みを発明し、マッチ問屋に持ち込んで商品化して「エレヨー」と名付け、売っていたそうです。  香具師としても才能があったようで、進駐軍GIなんかに売りつけていたといいます。    うまきの耳かき二代目・馬木健一さんについても紹介されています。  現在も健一さんのお弟子さんが「原田の耳かき」として継承されているようです。    フレンチドッグは宝塚三代目大寅会・河野文治さんが「うちおろした」という説が掲載されています。  この説、ネット上を検索しても出てきません。  これは貴重な証言の発掘か!?    https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/11/26/205348

Posted by ブクログ

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