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魔界水滸伝(4) 角川文庫

栗本薫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1987/03/10
JAN 9784041500200

魔界水滸伝(4)

¥220

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

蛇一族の長、北斗多一…

蛇一族の長、北斗多一郎さんがいい味を出し始めます。ちょっとした謎解き編なのでしょうが、なぞを知る事ますます不思議なSF世界へ突入するって事です。

文庫OFF

2024/04/12

【概略】  元・革命家で現在はルポライターであった安西雄介は、今や妖怪大戦争に巻き込まれた人間代表のような立場になりつつあった。そんな安西は仲間と共にエジプトへ向かうものの、その途中、飛行機から強引に降ろされる。その飛行機は安西が降りた直後、古きもの達に攻撃を受ける。砂漠に降ろさ...

【概略】  元・革命家で現在はルポライターであった安西雄介は、今や妖怪大戦争に巻き込まれた人間代表のような立場になりつつあった。そんな安西は仲間と共にエジプトへ向かうものの、その途中、飛行機から強引に降ろされる。その飛行機は安西が降りた直後、古きもの達に攻撃を受ける。砂漠に降ろされた安西達は半年前に独立したベニト首長国連邦の軍人に囚われの身に。司令部に連行された安西雄介を待ち受けていたのは、宿世の仇敵、北斗多一郎だった。 年月日不詳       読了 2024年04月12日 読了 【書評】  ここ最近、(結果的には「面白かった」という感想は残るのだけど)「読みたい」がフックとなって手に取る本ではなく、「読まないと」がフックとなって手に取る本が多くて多くて。ちょっと「うわぁ~!!!」ってなったから読みやすく中二病罹患者をくすぐるものを本棚から引っ張り出した。  やっぱり面白い。この辺りはまだまだ色々と設定が「布石をおく」状態なのだよね。安西雄介は何者なのか?とか、北斗多一郎は何者なのか?とか。とりあえず古きものたち「クトゥルー」と、「先住者」という存在がいて、人間が認識している三次元の世界まで登場してきたぞ。俺達(人間)はどうなる?という右肩上がりの展開だからね。八百万の神・日本がゆえに「神州」=クトゥルーの侵略被害が最も少ないあたりも中二病経験者としてはくすぐられるのではないかな。いやいや、他の地域も土着の神信仰はあるでしょ・・・と、今は思えたりもしてね。  ちょうど今、幽霊と妖怪についての書籍を多く読んでいて、その過程で自分は「あぁ、水木しげるさんが妖怪をキャラクター化(身近なもの・怖いよりも可愛さを感じる対象)したことでジャパニーズホラーから妖怪というカテゴリが外れたのだな」なんて思っていたのだよね。それに対し本書に登場する先住者たちは(もちろんクトゥルーという外敵の存在があるからだけども)戦士たろうとしているのだよね。日本神話版アベンジャーズだからね(あ、「うしおととら」でも最後はそうか)。民俗学のテイストはかなり薄れてSFテイスト増し増しだよね。  文庫版の初版が昭和62年(1987年)の本書、70年安保からの左翼過激派のテイストが主人公の安西雄介に乗っかってる。自身の革命を実現させるどころか同士達の間で意見衝突からの傷つけ合い殺し合い(内ゲバ)という結果に、70年当時、青春をぶつけていた人達の敗北感がただよってる。だって「俺は何者なのだ?」だもの。やはりバケモノじみた体格と膂力を持つ弟・竜二は、そんな政治思想を持たない泰然自若なタイプなため、「俺は何者?」といった疑問がないところがまた興味深い。そんな元・過激派である安西雄介は基地に配備されているファントム(F4という戦闘機)を見て「ファントムをかっぱらえば飛んで逃げることができる」なんて言ってるのよ。えーーーそ、そんなに簡単に戦闘機って操縦できるの???当時の過激派スゲーーー!などとは・・・思わず(笑)  過去の自分が気づかず、今の自分が気づいた表現に「白く塗りたる墓」という表現があった。囚われた安西雄介に対し自身の活動への協力を要請する北斗多一郎が放ったセリフで、偽善であるよりは選民主義でいたいという意図の中で使われてた。これはなにかあるよな・・・と調べてみたら新約聖書で偽善を戒める時に使われているそうで。ユダヤ人の方達にとっては死は穢れ(日本でもそうだよねこれ)で、その穢れを気づかせるために白を活用することもあるそうな。勉強になった。  少しずつ覚醒していく周囲を尻目にずっと思春期が続く主人公・安西雄介。箸休めで手に取った第4巻なのだけど、続けて5巻を読みたくなってしまった。

Posted by ブクログ

2024/03/30

舞台はエジプト・カイロを目指して、砂漠地帯へ。 そんな世界ふしぎ発見!イントロ。まあ実際不思議怪異現象に見舞われまくってるんだけども。 まさかの囚われの涼ちん…そんな、北斗氏…そんな爆速で色目使ってたけど、そんな……。

Posted by ブクログ

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