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アーバン・クライマクス 現象としての生活空間学
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アーバン・クライマクス 現象としての生活空間学

鳴海邦碩【著】

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アーバン・クライマクス 現象としての生活空間学

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1987/12/15
JAN 9784480860231

アーバン・クライマクス

¥385

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2012/07/24

 中古本として購入。どなたかの参考文献だったはず。  鳴海先生は、兵庫県庁時代に大変お世話になったが、きっと黒いひげの時代の本。  いちいちもっとも。すばらしい言葉が続く。 (1)都市がクライマクス(極相)の状態から人間的な都市らしさを取り戻すためには、空間の利用者であるわ...

 中古本として購入。どなたかの参考文献だったはず。  鳴海先生は、兵庫県庁時代に大変お世話になったが、きっと黒いひげの時代の本。  いちいちもっとも。すばらしい言葉が続く。 (1)都市がクライマクス(極相)の状態から人間的な都市らしさを取り戻すためには、空間の利用者であるわたしたちの眼をまずたしかなものにしなければならない。(p265) (2)アレグザンダーはセラチミスの構造という概念で、生活が端々において重なり合うような状況を表している。(p235)  かばちゃんが、都市計画課の若手職員がアレグザンダーを一人以外だれも知らなかったと言っていたような気がするが、最近の都市計画教育は一体何をおしえているのか。  僕は、ツリー状の組織は、今回の震災でもわかったとおり、とてももろい物だと思う。セラチミス構造のようなかさならいあって、複雑系の形でみんな被災地を助けてきた事実を忘れるべきではないと思う。 (3)社会学者のガンスは、環境を計画するためにはそこを実際に利用する人たちの意見に耳を傾け、その人たちの社会的、文化的な性格までを考慮する必要があると述べているのである。しかし、中途半端に「耳を傾ける」のでは、先に述べたような三点セット型の公園を生み出しかねない。(p231)  鳴海先生は、名コーディネーターだが、名文家でもあるね。

Posted by ブクログ

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