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淀どの哀楽(下) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1987/12/15 |
JAN | 9784061841154 |
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淀どの哀楽(下)
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淀どの哀楽(下)
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鶴松を産んでから、大阪城落城までの下巻。 淀殿に対する評価は今も一環して「悪女」「自意識過剰」「無能で視野が狭いために豊家を滅ぼした主犯」と散々な見方もありますが、実際のところはどうだったのか? これを読むと、何故淀が落城に至るまで徳川側に対して譲歩しなかったのか、彼女が死守しよ...
鶴松を産んでから、大阪城落城までの下巻。 淀殿に対する評価は今も一環して「悪女」「自意識過剰」「無能で視野が狭いために豊家を滅ぼした主犯」と散々な見方もありますが、実際のところはどうだったのか? これを読むと、何故淀が落城に至るまで徳川側に対して譲歩しなかったのか、彼女が死守しようとしていたものは何か、北政所と彼女の決定的な違いがわかるような気がします。 茶々はうまれてから死ぬまで闘い続けた人、ちゃんと優しさも備えていた女性だったのではないでしょうか。 悪女として書かれる彼女も面白いですが、こういった見方もできるという点でオススメの一冊です。 落城時の茶々と妹お初のやりとり、そして読み終わった後、秀頼の嫡男が処刑された際、その遺骸を徳川側の目も恐れず丁重に弔ったお竜(松ノ丸殿)の史実エピソードを想うと号泣。
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