- 中古
- 書籍
- 児童書
クレヨン王国 春の小川 講談社青い鳥文庫クレヨン王国
定価 ¥462
385円 定価より77円(16%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1987/03/10 |
JAN | 9784061472143 |
- 書籍
- 児童書
クレヨン王国 春の小川
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
クレヨン王国 春の小川
¥385
在庫なし
商品レビュー
4.5
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
印象的なキャラクターが多かった。 三日月はその後、一生後悔し続けるのだろうか? カメラを取り上げたのは、クレヨン王国の秘密を撮られないようにしたのかと思ったが、ちゃっかり木村先生用に自然の美しい風景を撮っていて、最後のページでカメラを片手にウィンクしているクレヨンの挿絵が可愛い。 クレヨン王国の国籍取得、私も申請したい。 三日月の夜釣りを注意したばかりに、冷たい石にされてしまった白鳥のスミッタ。三日月が後悔すれば元に戻るが10年経っても後悔しない。 和子が三日月の体内へ入り後悔するよう調整すると、白鳥に戻るも、翼は三日月への恨みのため羽根が無く、鋭い刀になっており、復讐に燃える。虹の小瓶をかけると落ち着き、羽根が生える。 恋人に会いたい余り家出をした雪女の末娘・ミーシャは雪山以外で生きるのはそろそろ限界で、スミッタ石の冷たさで凌いでいたが出来なくなる。スミッタは空高く飛び、母親が迎えにくるまで冷たいところを飛ぶ。 雲として落第し霧の学校へ行きかけたのを卒業できるよう三日月に助けれた雲のホワリー(しかし、かくれ雲として活用しようという企みがあった)。 20年間一度も食べ物を与えられず弱っていたが、和子に貰ったマシュマロで元気になり、三日月との鎖を断ち切って自由に。 ああ、あのとき虹の小瓶を1滴飲めば、ベーコンから自由になれてよかったんだわ。 他人をなおすことばかりが役目じゃないんだわ。自分をなおすことも仕事のうちなんだ。p123 ベーコンが食べたい誘惑により、レストランでメニューにはない焼きベーコンを注文。しぶしぶ届けられるも、2mmもあって厚すぎる。もっと薄くしてくれと再注文。届き、謝罪しつつも、最初から小瓶を口にしていれば良かったのに変な意地を張るからだと後悔。 世の中、自分の機嫌をとるのも仕事のうちだという教訓が良かった。
Posted by
シリーズ中でも上位に入るほど好きな話。子どもの頃は、春の小川の色とりどりの美しさともうすぐ春が来るという高揚感に加え、登場するものすべてが可愛らしく大のお気に入りだった。落ちたヤブツバキの赤い花に虹の小びん、ホワホワのかくれ雲ホワリー、雪女の末娘ミーシャとハートのジャックの恋な...
シリーズ中でも上位に入るほど好きな話。子どもの頃は、春の小川の色とりどりの美しさともうすぐ春が来るという高揚感に加え、登場するものすべてが可愛らしく大のお気に入りだった。落ちたヤブツバキの赤い花に虹の小びん、ホワホワのかくれ雲ホワリー、雪女の末娘ミーシャとハートのジャックの恋など心躍る可愛いトピックが満載だが、中でも極めつけはリットルドレスの町。子どもの頃憧れに憧れたが、今読んでもため息が出そうなほど可愛い。 そして春の小川と言えばうすく切ってカリカリに焼いたベーコン。数ある本メシの中でもインパクトは強烈。ぜひベーコンを用意して読んでほしい一冊。
Posted by
この話を読んでベーコンが好きになった。ベーコンの話、という記憶の仕方。子供の時以来の読み返し。 和子が木村先生にタメ口なのにびっくりしたけど、びっくりした自分の感性にもびっくりした。学生時代、相性の良い先生にはタメ口をきくこともあったし、それは親愛の表現だったな。この二人のよう...
この話を読んでベーコンが好きになった。ベーコンの話、という記憶の仕方。子供の時以来の読み返し。 和子が木村先生にタメ口なのにびっくりしたけど、びっくりした自分の感性にもびっくりした。学生時代、相性の良い先生にはタメ口をきくこともあったし、それは親愛の表現だったな。この二人のようにとまではもちろんいかないのだけれど。木村先生が和子の態度を気にしないのは、人間同士の付き合いだからで、この二人の関係はとてもいいですよね。現代ではいろんな意味で難しいかな。 レストランで意地を張ってしまうところ、泣きそうになってしまうところが印象的。些細な目的に、譲れず我を張ってしまうところが、寺田先生と合わなかったのかな、と思うのは、自分が歳をとると寺田先生を悪者と決めつけられなくなったからだ。 でも和子は春の小川隊員としての誇りを胸に、これから成長していく存在で、その未来はとても輝かしいものに思える。
Posted by