![憲法マイルド考 21世紀への道しるべ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001203/0012033201LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1208-01-11
憲法マイルド考 21世紀への道しるべ
![憲法マイルド考 21世紀への道しるべ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001203/0012033201LL.jpg)
定価 ¥1,100
220円 定価より880円(80%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 北泉社 |
発売年月日 | 1987/04/18 |
JAN | 9784938424091 |
- 書籍
- 書籍
憲法マイルド考
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
憲法マイルド考
¥220
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『地元の図書館で見つけた。 憲法学の著名な先生方が子供向けにわかりやすく書いた1テーマ読みきりの解説が20編収められている。 リベラルな視点に貫かれている。 非常にわかりやすいことばで簡潔に書かれているために、大人向け、法学部生向けの本では難解な言い回しや細かい議論にまぎれて見えなくなってしまっている疑問点が明確になる。 軽く読み流すと当たり前のことを何をいまさら、というように思えてしまうが、よくよく読みこむと、さすが一流の学者の書いたものだけあって考えさせられるところも多かった。 法学の勉強を進めたあとで読み返すとまた違うものが得られそうなので、折にふれて読み返したい。 とはいえ、今の段階で法学的な意味で得られたものはあまりないので星3つ。 以下、1.日本国憲法のめざすもの(樋口陽一)のなかで印象に残ったことば、ないし引っかかったことばを引用してみる。 ・「私たちは、敗戦とひきかえに自由と憲法を手にした」 ・「昭和の60年ということをいうのなら、第一に、何より、最初の20年とあとの40年のあいだに、私たちの国がはじまって以来の、大きなちがいがあったことに、目をむけなければなりません。それこそ、「生れて初めて」、大ぴらに「自由」をいうことができるようになったという変化です。」 *高見順『敗戦日記』(9月30日) 「生れて初めての自由! 自国の政府により当然に与えられるべきであった自由が与えられずに、自由を占領した他国の軍隊により初めて自由が与えられるとは。――かえりみて羞恥の感なきを得ない。日本を愛する者として、日本のために恥ずかしい。……」 ・昭和10年まで:「魔法」が頭をもたげようとするのを何とかおさえようとする綱引きの時期 ・昭和10-20年:「魔法の国家」の時代(司馬遼太郎)=「自国の陸軍に占領されていた」時代 ・(「人類普遍の原理」が実際は欧米中心であることをうけて)「こうした中で、ほかならぬ私たちが、日本国憲法をこの極東の列島に根づかせることができるとしたら、それは「人類普遍の原理」といいながらもこれまでは西洋文化圏のなかに限られていた近代憲法の考え方――しかも、その西洋諸国は、数世紀のあいだ、圧倒的な軍事力と経済力によってそれらの地域の自由をうばっていました――を、ほんとうの意味で「人類普遍」のものにすることになるでしょう。幕末の開国以来、まず「軍事大国」として、つぎに「経済大国」として西洋に追いつき追いこそうとしてきた私たちの国が、自由と憲法の領分でそうすることができたなら、それこそ、21世紀にむけての人類社会に、何よりの貢献をすることになるはずです。」 』
Posted by