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続・マッハの恐怖 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1986/11/25 |
JAN | 9784101249063 |
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続・マッハの恐怖
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続・マッハの恐怖
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
1970年代の航空機事故を追ったノンフィクション。前著の続編。 この本で取り上げられたばんだい号の事故は、よく覚えている。テレビでニュース速報が流れ、函館に向かったばんだい号が行方不明というものだった。今なら飛行機の航跡が判るアプリもあるし、通信システム、機体性能の向上で安全にな...
1970年代の航空機事故を追ったノンフィクション。前著の続編。 この本で取り上げられたばんだい号の事故は、よく覚えている。テレビでニュース速報が流れ、函館に向かったばんだい号が行方不明というものだった。今なら飛行機の航跡が判るアプリもあるし、通信システム、機体性能の向上で安全になり、トラブルが発生しても事前に何があったかが大体判るが、当時はそういう情報が何もなく、とにかく無事を祈るしかなかった。何があったのかは、この本が出版されて初めて知ったのが実情だ。この本はそういう意味でも忘れられない一冊。 因みに自分は、このばんだい号の事故から日航ジャンボ機まで、航空機の事故が続いた時代を知っている。飛行機に乗る時は、いつも事故のリスクを感じながら搭乗したものだ。そして親から保険に加入するように勧められたが、自分が受け取れない保険を、なぜ掛けなければいけないのか不思議に思ったものだ。
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前作に続き、ノンフィクションではあるが、筆者の見解が 「真実」であるかと思わせるように構成されていて、 世論誘導のためなら捏造をも行うマスコミの姿が 透けて見える気がする。 今作は、函館での事故を第一部と第二部で扱い 全体の半分を占める。 第三部は、国外での事故二件を扱ったため...
前作に続き、ノンフィクションではあるが、筆者の見解が 「真実」であるかと思わせるように構成されていて、 世論誘導のためなら捏造をも行うマスコミの姿が 透けて見える気がする。 今作は、函館での事故を第一部と第二部で扱い 全体の半分を占める。 第三部は、国外での事故二件を扱ったためか、 状況を描写して報告書を軽く解説して 筆者の感想を述べたといった程度の内容。 そして第四部ではついにノンフィクションというよりも、 筆者の主張が長々と書かれていて、ポエムかとも感じる内容。 なお、相変わらず被害者の個人情報が記載されています。
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前著に勝るとも劣らない”事故とは何か?”を追求した壮大なノンフィクション大作であった。人間的要因と機械的要因のせめぎ合いでどちらが本当の要因なのか?事故のたびに繰り返される。実際にはえてしてヒューマンエラーになりがちだ。しかし人間のパターン認識によって事故を回避してきたケースも多...
前著に勝るとも劣らない”事故とは何か?”を追求した壮大なノンフィクション大作であった。人間的要因と機械的要因のせめぎ合いでどちらが本当の要因なのか?事故のたびに繰り返される。実際にはえてしてヒューマンエラーになりがちだ。しかし人間のパターン認識によって事故を回避してきたケースも多々ある。この問題は永遠の課題だと思う。そんなはずはないという発想は捨てる、テクノロジーが進歩すると事故も増える、ファクトファインディング、ヒューマンファクター、完全自動運転時の事故の責任は人か機械か?アクシデントのインシデント、日本のタテ社会、フェイルセーフを冗長化せよ、と我々に投げ掛ける課題は多い。今年のベスト書だと思う。
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