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三島由紀夫おぼえがき 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
| 発売年月日 | 1986/11/10 |
| JAN | 9784122013773 |
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三島由紀夫おぼえがき
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
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●2025年8月30日、グラビティでキーワード「澁澤龍彦」で検索かけたら、この本について投稿してる男性がいた。 「澁澤龍彦『三島由紀夫おぼえがき』(中公文庫) 本書に収録されている「三島由紀夫をめぐる断章」に書かれている、三島が正月に川端康成のところへ年賀に行った帰りに澁澤宅に立ち寄ったときの話が面白い。 --- その晩の三島は唯識説にすっかり熱中していて、口をひらけば阿頼耶識、阿頼耶識といっていた。阿頼耶識の説明をするのに、やおらテーブルの上にあったお皿を二枚とりあげ、一枚を水平に、もう一枚をその上に垂直に立てて、「要するに阿頼耶識というのはね、時間軸と空間軸とが、こんなふうにぶっちがいに交叉している原点なのではないかね」というのである。目をまん丸にして、両手にお皿をもって、夢中になって説明しているその様子があんまりおかしかったので、私は思わず、 「三島さん、そりゃアラヤシキではなくて、サラヤシキ(皿屋敷)でしょう」 同席していた高橋睦郎も、横尾忠則も、金子国義も、これでいっせいにげらげら笑い出してしまう始末だった。さすがに三島も苦笑するほかなく、「まいった、まいった。もう申しますまい」 この時にかぎらず、いつも三島の語り口はまじめすぎるので、聞いている私たちとしては、つい半畳を入れたくなってしまう。 ---- この話は「皿屋敷事件」といわれている。」
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