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死への夜行フェリー ハヤカワ・ミステリ1476
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1986/09/15 |
JAN | 9784150014766 |
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死への夜行フェリー
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イギリスの作家パトリシア・モイーズの長篇ミステリ作品『死への夜行フェリー(原題:Night Ferry to Death)』を読みました。 『死の会議録』、『殺人ア・ラ・モード』に続き、パトリシア・モイーズの作品です。 -----story------------- 夜半近くに...
イギリスの作家パトリシア・モイーズの長篇ミステリ作品『死への夜行フェリー(原題:Night Ferry to Death)』を読みました。 『死の会議録』、『殺人ア・ラ・モード』に続き、パトリシア・モイーズの作品です。 -----story------------- 夜半近くにオランダのフークを出航したヴァイキング・プリンセス号の船上では、ちょっとした騒ぎがもちあがっていた。 いつもなら予約なしでも楽にキャビンを確保できるのに、今夜ばかりは団体客のせいで全部ふさがっていたのだ。 あてがはずれた客たちは口々に苦情を申し立てた。 むずかる娘を連れた若い母親、金持ちらしい美男美女のカップル、それにヘンリとエミーのティベット主任警視夫妻……なかでも一人旅の小柄な男は執拗だった。 船員に訴える態度は半狂乱に近かった。 まるでキャビンを取れる取れないが生死にかかわるみたい─エミーは思った。 だが、まさにその通りだった。翌朝フェリーがイギリスに到着したとき、寝台席でくだんの小男の刺殺死体が発見されたのだ! 死んだ男はスミスと名乗る小悪党で、前日アムステルダムの宝石店から盗まれたダイアモンドの運び屋であると目されていた。 船も乗客たちも厳重な捜索を受けたが、ダイヤは見つからなかった。 ロンドンに戻ったヘンリにほどなく地元警察から事件の捜査協力の依頼が届いた。 が、その頃からなぜかヘンリとエミーの周辺には、怪しげな事件が頻発しはじめた! ますます円熟味を増す筆で、英国ミステリの伝統の上に独自の世界を築きあげる作者が、『死のクロスワード』に続いて自信を持って送り出す秀作本格推理。 ----------------------- 1985年(昭和60年)に刊行された、ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)のヘンリ・ティベット警部とその妻エミーが活躍するヘンリ・ティベット警部シリーズの第17作にあたる作品です……小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしく、心ときめく装丁のハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版で読みました。 旅行好きのヘンリ・ティベット警部とその妻エミーは、休暇を使ってアムステルダムに住む友人シモン・ファン・デル・モーレン宅を訪問した……事件は、その帰途のフェリー・ヴァイキング・プリンセス号の船上で起きた、、、 盗品の運び屋が殺され、持っていた宝石が見つからなかったのだ……ティベット夫妻は自然と事件に巻き込まれていくこと……。 ヘンリ・ティベット警部とその妻エミーが、オランダからイギリスに向かうフェリー・ヴァイキング・プリンセス号の船上で起こった殺人事件を解決する物語……殺された男は盗品の運び屋で前日アムステルダムの宝石店から盗まれたダイアモンドを運んでいたと思われたが、彼の持ち物から盗品のダイアモンドは見つからなかった、、、 盗まれたダイヤモンドはどこに? そして、運び屋の男は何故殺されたのか? そして犯人は? 犯人の意外性が高い作品でしたねー 派手な演出はありませんが大胆などんでん返しが印象的でした……しっかりした謎解きの本格派推理小説として愉しむことができることや、夫婦の絆と信頼を見せながら事件の真相に迫っていく展開がイイんですよねー このシリーズ、大好きです。 次もパトリシア・モイーズの作品を読んでみようと思います。
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