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危険信号 講談社文庫
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危険信号 講談社文庫

阿刀田高【著】

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商品詳細

内容紹介 内容:子宝温泉.雨あがり.鳩の血.女ごころ.幼い脅迫者.糸の女.赤鰊.裸で殺そう.奇妙な儀式.女の戦争.走る男.危険信号
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1986/09/15
JAN 9784061838246

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

12の短編を収録する…

12の短編を収録する短編集。主人公が危機に陥る緊迫感とラストのオチの落差が楽しめる。

文庫OFF

2010/05/28

表題作を含む12編の…

表題作を含む12編の短編集。表題作「危険信号」がお勧め。ラスト「そうきたか」と思わされます。

文庫OFF

2020/05/10

1982年から1983年に、様々な出版社の雑誌に発表された短編を10編と、1974年に発表された作品1編、全11編を収録した、寄せ集め的な作品集。単行本は1983年に刊行。 1974年の作品「裸で殺そう」が強烈にブラック・ユーモア感がありますが、それ以外の作品にはブラック・ユ...

1982年から1983年に、様々な出版社の雑誌に発表された短編を10編と、1974年に発表された作品1編、全11編を収録した、寄せ集め的な作品集。単行本は1983年に刊行。 1974年の作品「裸で殺そう」が強烈にブラック・ユーモア感がありますが、それ以外の作品にはブラック・ユーモア感はあまり感じさせません。 成熟期の阿刀田高作品集という感じですが、「裸で殺そう」のせいで、全体的なブラック・ユーモアの物足りなさを強調してしまっています。 ブラック・ユーモア感は物足りなくとも、女性心理を描いた「女ごころ」「女の戦争」は、なかなか素晴らしいオチでしたし、最後にサイコ・スリラーになる「走る男」もなかなか印象的な作品でした。 以下は簡単に各作品の感想を↓ 子宝温泉 子宝に恵まれるという噂のある、鄙びた温泉街の物語。子供が欲しい夫婦達に焦点を当てた物語だと思っていると、いつの間にかこの温泉街に逃げ込んだ殺人者が主役になり、予想もつかない結末を迎えます。非現実的な物語ですが、SFではなく、神話や民話に近いような世界観です。 雨上がり 未亡人と、彼女を結婚前から好きだった男とのロマンス。単なる恋愛小説か、と、ラストぎりぎりまで思わせておいて、わずか数行で、種明かしがありました。完全に騙されましたね。 鳩の血 花嫁が処女であると偽る、という意味では、犯罪ミステリー的ではありますが、まあ、男女の機微を描いた小説ですね。 女ごころ 夫に黙って作った借金の返済のため、男に金で体を買ってもらおうとする主婦の物語。 特に事件も起こらず、これも男女の機微を描いただけの物語かと思いきや、見事なオチが待っていました。 幼い脅迫者 誘拐サスペンス、ですかね。ブラックなオチではなく、ユーモラスなオチになっています。 糸の女 毎年、4月23日になると、三鷹の褐色のマンションを訪れないといけない、という衝動に駆られる男が、ある年の4月23日に三鷹の褐色のマンションで一人の女に出会う、という不思議な物語。 オチも謎めいたまま終わります。 赤鰊 英語ではごまかしのことを赤鰊というらしいです。 路地裏の酒場で、謎の手品師に出会って、という物語。 理屈は明かされないまま、謎めいたどんでん返しがあります。 裸で殺そう この作品集の中で、この作品だけが初出が1974年と、古い作品。 そのため、作品の持っている雰囲気のブラックさが際立ちますが、オチの切れ味がどうも悪いです。 モヤモヤした読後感でした。 奇妙な儀式 性に淡白な女と付き合い始めたが、その彼女が月に一度ほど淫らに荒れ狂う、という、ちょっと色っぽい話。彼女が淫らになる理由には、奇妙な儀式があるらしい、というところから物語が謎めいてきます。オチはなかなかいいですが、ブラックさは、まあまあ、といったところ。 女の戦争 出世争いをするサラリーマンの、奥様同士の戦いを描く物語。 オチが自分には意外過ぎて、痛快とも思えるものでした。 走る男 「奇妙な儀式」と対をなすような作品。先に「奇妙な儀式」を読んでいる分、余計に騙されたのかもしれないです。 そんな予想のつかなかったオチは、ブラック・ユーモアといえばブラック・ユーモアですが、狂気を感じさせる、ちょっと恐ろしいものでした。 危険信号 何か良くないことが起こる前には必ず腹痛を起こす女性の物語。 表題作にもなっている作品ですが、この作品集を代表するほどの出来だとは思えませんでした。 オチがブラックではなく、因果応報的なものなのも、阿刀田高作品では珍しいのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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