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アムンセンとスコット 南極点への到達に賭ける
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アムンセンとスコット 南極点への到達に賭ける

本多勝一【著】

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アムンセンとスコット 南極点への到達に賭ける

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 教育社
発売年月日 1986/07/25
JAN 9784315503746

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アムンセンとスコット

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商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2024/08/29

南極点を目指したノルウェーのアムンセン隊とイギリスのスコット隊の明暗を分けた競争について。実話なのでハラハラしながら読みました。仕事もそうですが、計画と事前準備の大変さが分かります=南極に着いた時点で勝負はついていたのです

Posted by ブクログ

2024/04/01

山口周さんのおすすめ。ビジネス書を読むくらいなら本書を読むほうがリーダーシップが学べると仰っていて、「こんな古い本で、本当か?」と思っていたが、本当だった。 人の生死を分けるような大きな探検では、ほんのちょっとの破綻や決断のミスが、取り返しのつかない大きな欠陥となる。リーダーとし...

山口周さんのおすすめ。ビジネス書を読むくらいなら本書を読むほうがリーダーシップが学べると仰っていて、「こんな古い本で、本当か?」と思っていたが、本当だった。 人の生死を分けるような大きな探検では、ほんのちょっとの破綻や決断のミスが、取り返しのつかない大きな欠陥となる。リーダーとして、決断は緻密に・自分が責任を持てると確信した上で行っていきたい

Posted by ブクログ

2023/08/05

 南極点到達を争うことになったノルウェーのアムンセン隊とイギリスのスコット隊を比較しながら、何が明暗を分けたのかを紐解く本である。  アムンセン隊は人類初の極点到達を華麗に果たし、生還した。一方でスコット隊は極点には次点で到達したものの、帰途全滅してしまった。アムンセン隊は犬橇...

 南極点到達を争うことになったノルウェーのアムンセン隊とイギリスのスコット隊を比較しながら、何が明暗を分けたのかを紐解く本である。  アムンセン隊は人類初の極点到達を華麗に果たし、生還した。一方でスコット隊は極点には次点で到達したものの、帰途全滅してしまった。アムンセン隊は犬橇を使用したため、自らはソリを引くことがなかったし、飢えることもなかった。スコット隊は馬を使用しようとして失敗し、人力で橇を引き、悪天候と補給品のトラブルにもみまわれ、飢えと寒さに没することになった。なぜこうも違ったか。  スコットとアムンセンの生い立ちや性格、隊長になった経緯、兵站や移動手段の選定など、幅広く比較されている。首肯に足り、面白いだけでなく、『日本語の作文技術』を出している本多勝一だけあって、文章が淀みなく非常に読みやすい。意味がとりにくい日本語がないうえ、事実と仮説は混ぜずに明記され、注釈も豊富である。本書が明らかにしているように、後世から分析し、評価すれば、スコット隊が全滅した理由は色々とあるが、当人たちはそのときどきでベストを尽くしたのだろうと思うと気の毒でならない。  また、本多はスコット隊の一員だった水平エバンズの死が士官オーツの死と異なった扱いをされていると主張する。それを、階級社会のイギリスにおいて、エバンズが一兵卒だったからだと指摘している。私もチェリー・ガラード『世界最悪の旅』を読んで、スコットの日記中、オーツだけが英雄視されていることに違和感を覚えていた。本書がエバンズの死も顕彰してくれて、なぜか報われた気持ちになった。  本書の解説で山口周氏は「頑張る人は夢中になる人に叶わない」ため、任官隊長のスコットは少年時代から探検を夢見たアムンセンに至らなかったといった推論を展開する。「夢中な人に叶わない」といわれれば、感覚的にそんな気もするが、探検史においてはいくらでも反証があがりそうだ。叶わないのが事実だとしても、それを証明するためにスコットの生があったわけではないと思いたい。特に夢中になる対象をもたない大勢の一人として、「自分の人生の意義が、他人の不注意の点を身をもって説きあかしてみせるところにあるなどとは、どうしても認めることができない(トルストイ)」のだ。

Posted by ブクログ

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