明から清へ・清朝二百余年(6) 中国の歴史 コンパクト版 6

陳舜臣【著】

• 販売会社／発売会社: 平凡社
• 発売年月日: 1986/08/15
• JAN: 9784582487268

商品レビュー

2013/02/03

「中国の歴史（六）」陳舜臣著、平凡社、1986.08.15
554p ¥980 C0322 (2017.05.22読了)(1999.04.02購入)
副題「明から清へ・清朝二百余年」

【目次】
◆明から清へ
紫禁城時代
西洋取宝船
ティムールの西域
永楽以後
土木と奪門
北虜
明と日本
宮廷の日々
乱民と逸民
天風に下る
万暦の坂の下
憶兆離心
◆清朝二百余年
ヌルハチ起つ
満洲八旗は征く
帝国への道
紫禁城のたそがれ
黄雲蔽う
円円曲
創業の時代
南に吹く風
兵馬の後
三世の春
日は西に傾く
かいせつ
年表　1398年～1839年
索引

●近世(525頁)
貴族階級が消滅し、科挙によって庶民に近い階層が官僚の供給源となり、庶民のエネルギーが溢れはじめた宋以後を近世とみたい。

☆関連図書(既読)
「中国の歴史(一)」陳舜臣著、平凡社、1986.04.25
「中国の歴史(二)」陳舜臣著、平凡社、1986.04.25
「中国の歴史(三)」陳舜臣著、平凡社、1986.05.15
「中国の歴史(四)」陳舜臣著、平凡社、1986.06.15
「中国の歴史（五）」陳舜臣著、平凡社、1986.07.15
(2017年7月15日・記)
（「BOOK」データベースより）amazon
洪武・永楽と栄えた明もやがて北虜南倭の禍、宦官の跋扈、党争の表面化などにより減びの時を迎える。後を襲ったのは清。康煕・乾隆の黄金時代を現出するが、栄華の隙をついてアヘン禍が衰運を呼ぶ。―波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。
（「BOOK」データベースより）amazon
洪武・永楽帝時代の盛世のあと、内憂外患に苦しみ、明は滅びた。最後の王朝清は、全土を統一し、康煕・乾隆帝の黄金時代を迎えたが、その陰にはアヘン流入による亡国の危機が迫っていた。