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明日 1945年8日8日・長崎 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1986/07/01 |
JAN | 9784087491203 |
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明日
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
1945年8月9日午前11時2分、ボックスカーと名付けられたB29によって長崎に原子爆弾が落とされ、何万人もの人々が亡くなった。 しかし、その前日、8月8日の時点では長崎に暮らす人々は翌日のことなど知らずに、普通にこれまで通りの生活を送っていた。 祝言を挙げた若い男女がおり、その席に呼ばれた路面電車を運転する運転士は翌日の勤務途中で妻から弁当を受け取る手配をし、翌日に予定されていた夫の裁判が延期となったと聞かされた妻は、祝言に出された膳から作った差し入れをもう一度持ってこようと考える。 そして、臨月で祝言に出られなかった女性は、一晩陣痛に苦しんだ末、9日の未明に待望の男の子を出産した。 物語はそこで終わる。 物語自体は戦争末期の日本の日常を描いているに過ぎないが、これが8月8日の長崎であるということ、物語の終わりと同時に、そのように暮らしていた人たちの暮らしも終わってしまったに違いないという読者の想像力に作者は物語の終わりを委ねている。
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1945年8月8日の長崎の生活を描いた作品。タイトルの明日と言うのは、翌日原爆が落ちる日。決して明るい日ではなく黒い日なんだろうけど、それを知っている今読むから意味があるのだろう。しかし、登場人物たちは明日のことは何も知らない。私たちの日常も明日はどうなるか分からない。大量破壊兵...
1945年8月8日の長崎の生活を描いた作品。タイトルの明日と言うのは、翌日原爆が落ちる日。決して明るい日ではなく黒い日なんだろうけど、それを知っている今読むから意味があるのだろう。しかし、登場人物たちは明日のことは何も知らない。私たちの日常も明日はどうなるか分からない。大量破壊兵器でなくても交通事故にしたって、あっという間に幸せを奪っていくのだから。しかし、作品そのものとしては、どうだろう。期待していたものとは違っていました。
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1945年8月8日 その次の日、明日・・・ 長崎に原爆が投下された日。 戦時下でその土地、長崎で生きる人々の光景 明けない夜はない、明日は来ると誰もが希望を持ち明日を迎える ひたむきに生きる人々、戦争が破壊する光景 重い話であることは言いようがないくらい伝わってくる・・ ...
1945年8月8日 その次の日、明日・・・ 長崎に原爆が投下された日。 戦時下でその土地、長崎で生きる人々の光景 明けない夜はない、明日は来ると誰もが希望を持ち明日を迎える ひたむきに生きる人々、戦争が破壊する光景 重い話であることは言いようがないくらい伝わってくる・・ でも忘れてはいけない戦争の記憶 戦争を知らない私は、当たり前の明日を目の当たりにしている・・・ 生死隣り合わせの明日とは・・・
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